少女だった親族女性に対する強姦と強制わいせつの罪で懲役12年の有罪が確定し、約3年半の服役後に被害証言が虚偽だったとして釈放された男性(72)の再審公判の判決で、 大阪地裁は16日、無罪を言い渡した。検察側も無罪を求めていた。 芦高源裁判長は言い渡しの最後に「身に覚えのない罪で長期間にわたり自由を奪い、計り知れない苦痛を与えた。裁判官として残念に思う」と謝罪した。 事件をめぐっては、女性が昨年6月ごろ、男性の弁護人...