■六甲山麓の別荘地1928(昭和3)年、大阪の富商だった内藤為三郎らが国有林の払い下げを受けて開発、六甲山麓の別荘地であることから名付けられた。山道を幅6m以上に拡張し、300坪を超える土地を1世帯あたりの標準区画とした。日本で初めて電線を地中に埋め、美観を保った。前編記事『日本の最高級住宅街「芦屋・六麓荘」に家を建てたい客が、不動産業者にさらりと告げる「スゴすぎる要望」』より続く。現在は、1区画につき400平方メートル...