10月12日付のスポーツ紙朝刊を見て、筆者はドキッとした。一面に「松井稼頭央」「退団」の文字がデカデカと載っていたからである。西武黄金時代末期からの西武ファンである筆者。森祇晶監督時代から東尾修監督時代への移り変わりに立ち会い、そのなかで飛び出した新時代のキーマン・松井の姿には、常に魅了されてきた。メジャーに旅立ったときも、楽天で日本球界復帰を果たしたときも気がかりだったが、西武ではなくとも「プレーする姿を見られる」こと...
10月12日付のスポーツ紙朝刊を見て、筆者はドキッとした。一面に「松...