まだ日が高いうちに、両国に行くと、取り組みが終わって、国技館から電車で帰る、まだうら若い力士とすれ違う。まだ髷が小さくて、メガネをかけていたり、腕時計をしていたりする。 でも鬢付け油の匂いがぷ~んとして、もう相撲が始まっている。 国技館に入ると、客席もまだガラガラだ。だから取っているのは二階席なんだけど、桟敷席の方にちょっと観に行ったりする。 あそこでジャンパーを着て働いているのは、元関脇の○○ではないか、とか発見したり...