1300年の歴史を持つ、東松山の箭弓(やきゅう)稲荷神社。先月下旬、同神社の宮司が懲戒免職処分を受けていたことが週刊文春の取材でわかった。この宮司は昨年から3度にわたり、神社の会計から計5000万円を、誰の許可も得ることなく地元の若手経営者A氏に個人的に融資したという。「問題が発覚すると2000万円を返済したのですが、そのうち1000万円は複数の神社から集めた積立金を“横領”したものでした」(埼玉県神社庁)宮司本人に訊い...