米紙ワシントン・ポストは和歌山県の新型コロナ対策を「和歌山モデル」として賞賛する記事を掲載した。独自のPCR検査基準を設け、徹底した接触者の追跡で感染の連鎖を断ち切ったことはまぎれもない事実だ。仁坂知事とともに和歌山モデルの立役者である野尻孝子福祉保健部技監に聞くと、封じ込めができたキーワードは「情報探知」という。