さすがはカープの、いや侍ジャパンの主砲と言うべきか。鈴木誠也(せいや、24)は人知れず“熱い夜”を送っていた。たとえば7月28日、神宮でのヤクルト戦で9連勝を成し遂げたその夜のこと。試合終了後、鈴木は一人、タクシーを飛ばして赤坂の飲み屋街へ向かった。タクシーを降りると、雑居ビルの階段を静かに上っていく。メガネをかけていたのも一応、変装(顔とマッチョボディに特徴がありすぎてバレバレなのだが……)のつもりらしい。しかも、彼が...
さすがはカープの、いや侍ジャパンの主砲と言うべきか。鈴木誠也(せいや...