身の回りにごまんといる細菌やカビなどの微生物は、利用の方法によって、抗生物質を作ったり、酵母や醸造のように人間生活に有益をもたらす反面、害をなすこともある。マサチューセッツ工科大学(MIT)のチームは、遺伝子操作によって赤・緑・青で絵を描く大腸菌を作り出したというからオドロキだ。MITで生物工学を研究するクリストフゼ・フォイクト教授が、大腸菌にお絵描きを教え始めたのはなんと12年前。大腸菌に特定の色の光に反応する遺伝子を...
身の回りにごまんといる細菌やカビなどの微生物は、利用の方法によって、...