二酸化炭素(CO2)をはじめとする温室効果ガスの世界平均濃度は、2016年に観測史上最悪の数値に達したと世界気象機関(WMO)が発表した。WMOによると、地球全体の大気中のCO2濃度は、前年より3.3ppm増加し、403.3ppmに達した。このほか、メタン(CH4)は1853ppb、一酸化二窒素(N2O)は328.9ppbと、いずれも観測史上、最高値を更新。このうち、CO2濃度の増加量は、最近10年間の平均年増加量(約2...
二酸化炭素(CO2)をはじめとする温室効果ガスの世界平均濃度は、20...