読売新聞 2022/04/07 02:43
ウクライナ情勢
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【ロンドン=池田晋一】日米など国際エネルギー機関(IEA)加盟国は、原油の安定供給のため、協調して計1億2000万バレルの石油備蓄を放出する。IEAのファティ・ビロル事務局長が6日、ツイッターの投稿で明らかにした。
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IEAのファティ・ビロル事務局長
ビロル氏によると、米国が6000万バレル、その他の加盟国が残りの6000万バレルを放出する。米国分は、先月末に表明した最大1億8000万バレルの備蓄放出があてられる。総規模では、計2億4000万バレルとなる。
IEA加盟国は3月1日に計6000万バレルの協調放出を決めており、今回の放出はロシアのウクライナ侵攻以降、2回目となる。