無許可営業のパブから顧問料名目などで現金を受け取ったとして、岐阜県警は8日、いずれも行政書士の山下洋司容疑者(60)=岐阜市北鶉4=と玉 木靖史容疑者(43)=同市花沢町2=を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等収受)などの疑いで逮捕した。山下容疑者は2008年に依願退職した元県警警部 補。
山下容疑者の容疑は12年5月〜13年8月、無許可営業のフィリピンパブ2店から顧問料などとして計 95万円を受け取ったとしている。玉木容疑者の容疑は12年12月〜13年9月、このうち1店について、実質的経営者とは別の人物を経営者と偽って営業許 可申請し、計85万円を受け取ったなどとしている。2人は容疑を否認しているという。
両店について県警は昨年11月以降、風俗営業法違反(無許可営業など)の容疑で実質的経営者の男ら4人を逮捕したほか、虚偽の婚姻届を提出した疑いで従業員のフィリピン人の女ら14人を逮捕している。
[匿名さん]