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K-POPが嫌韓ムードなのにやたら重宝される訳
日本の音楽番組でK-POPグループが目立っている
2020/12/02 14:00
K-POPグループはネット戦略に長けていることもあって、「MVやショーケースの動画を次々に見る」「デジタルのリリースやライブを買いまくる」などとファンの熱が高まりやすく、物販力にも定評があります。そんな熱気は、「出演番組をリアルタイムで見てファン同士で盛り上がりたい」という気持ちにつながるなど、視聴率に直結しやすいことも起用理由の1つ。
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K-POPグループは「大人の中には嫌いな人も多いけど、子どもたちの中には大好きな子が多い」ということでしょう。だからこそ、今春の視聴率調査がリニューアルされたことで視聴者層の若返りを図っている各局にとって、K-POPグループは必要な存在なのです。
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2つ目の理由は、K-POPグループの中に日本人メンバーが増えたから。
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また、K-POPグループの楽曲は韓国語版だけでなく日本語バージョンがリリースされ、ソニーミュージックやユニバーサルミュージックジャパンなどの日本のレコード会社が関わっていることも、彼らの番組出演が多い理由の1つ。
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3つ目の理由は、ハイレベルなパフォーマンス。
デビューの段階から徹底的に鍛え上げて「世界に送り出せるレベルの完成品を見せる」という方針で育成されたK-POPグループにスキル面での心配はありません。
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日本のアイドルグループに「育てながら売る」「未熟なころから成長するまでの姿を見せる」というスタイルが多いことも、K-POPグループを起用する一因と言えるでしょう。
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ここまで「ファンの熱気とスポンサー受けのいい年齢層」「日本人メンバー増加と日本のレコード会社」「ハイレベルなパフォーマンス」「『Nizi Project』によるK-POPの好感度アップ」。複合的な理由が重なっているだけに、この傾向がすぐに変わることはないでしょう。