📖 創作･携帯小説

ゴロゴロゴロ・・・
雨が降りそうだ・・いつも私の勘は当たる　とうとう雨が降ってきた
「知ってるか？ここって雨が降ってくると、土砂崩れがあるんだぜ！」
「ちゃかさないで！」
いらだちのあまり私は怒鳴ってしまった
「・・・ごめん」

はづきｓ＞書いていいですか？

朝美＞＞どうぞ　私は大歓迎です！！　自由にお書き下さいませ

「別にいいよ」
そっけない智哉の返事になぜか胸が痛くなる
「気にすんな」
そういって智哉は私のおでこをピンっと叩く　なぜか赤くなる私

　　　　　　　ガラガラガラ！！！！！
突然の事に驚いた私と智哉　一体なにがあったのか・・・

　　　　　　　ドーン

地響きとともに土砂が崩れだす
「麻衣っっっ　俺の手ぇ離すんじゃねーぞ！！」
そう言って私の手を握る
「う・・・うん」

　　　　　　　ドドドドドドド
「うわぁぁぁぁ」
「きゃぁぁぁぁ」

二人の叫び声が雨がふる空に消えていった

入ってもいいかなー？？

瑠那＞＞どうぞ！！　自由にお書き下さい

気がつけば私はベッドにいた　横では智哉が内緒で持ってきたマンガ
を見て爆笑していた
「あ！！大丈夫か？」
「うん　もう平気」

土砂崩れの後、先生が急いで駆け付けて、私達を助けてくれた
幸いにも規模は小さくけが人は私達以外に出なかったらしい

バン！！！

「大丈夫？麻衣？　心配したんだよ」
「悠・・・」
なんと悠が心配してくれていた
「・・・ごゆっくり」
智哉はそう言って部屋からでていった
「・・・ん！今私は悠と二人きり・・・告白のチャンスじゃないか」
興奮する私をよそに悠はこういった
「大丈夫？　まぁでも智哉がかばってくれてよかったね
　あいつお前の事好きなのばればれだな」
「へっっ・・・」
突然の事に驚いて言葉が出ない　智哉が私のことを好き・・・？
「あれ？知らなかった？　宿泊研修で告るって張り切ってたぞ」

もうやだ　　　悠の口からそんなの聞きたくない
だって私が好きなのは悠なんだよ？

「・・・好き」

気がつけば私は悠に言っていた

「は・・・？」
突然の事に悠は驚いている

そりゃそうだよね　いきなり告ったんだもん
「・・・あの」と悠
「・・・やっぱ今の無しね！気にしないで」急に恥ずかしくなった
私は部屋から飛び出した
「おいちょっと待てよ！！！」
悠の声が後ろから聞こえたが私は無我夢中で走った


「おいっっ　盗み聞きなんて趣味悪いぞ　智哉」
「わりぃ」
「せっかくのチャンスだったのになんで告らなかったんだよ」
「だって　あいつはお前が好きなんだぞ・・・
　そんな簡単に告れるか」
「それがお前の甘っちょろい所なんだよ」
「・・・だな・・・」
「よしそれなら行って来い　なぐさめてこいよ」
「・・・おうっっ」

はづきさん＞ありがとうございます！
じゃあ来れれば明日から書かせていただきます！

小説書いてもいいですか？

書きますね!!


内藤霞(ナイトウカスミ)
高校２年生
どこにでもいるような普通の高校生
そう、平凡な高校生。

———————そう信じたかった


私はまだ知らないんだ。
これから起こる物語とあなたとの出会いに………


２０１０年、４月。
私達の物語はここから始まる……



｢やった！澪菜と同じクラス！｣
｢ホント!?また一緒でよかったね☆｣

私は内藤霞。
こっちは親友の白銀澪菜(シロガネレナ)
しっかり者のお姉さんって感じ
みんなからは姉妹みたいってよく言われる
でも姉妹でもいいかもってよく思うな！

私は高２からのクラス、３組に行った
知らない人も知ってる人も沢山いるだろうから、なんだかワクワクした

｢おはよー!｣
｢あ、霞！おはよ☆｣
｢ひっさしぶり〜!｣
｢久♪｣

この３人は知ってる人だ
だから気軽に話せる。
でも、実は極度の人見知りなのだ…
仲良くなる人は必ず澪菜との付き合いだ
自分からは絶対話せない…

｢キャ———————!!!!!!!!!!｣


!!!!!!??????
後ろから女子の黄色い声が後ろから響いて来た。
嗚呼、五月蝿い(おい)

｢ちょっと霞！すごい美少年がいる!!!｣
｢澪菜まで…｣

自慢じゃないけど私は彼氏いない暦１７年だ。フン、文句あるか？
男という生物に興味がない
男なんてアホでバカでドジでマヌケなタコばっかりじゃん。
あんなのに惹かれるなんてあたしにゃ理解できないね
おまけにこの人見知りだし。

｢一目見てみなよ！一瞬で恋におちるから!｣

おちねぇよ！
って突っ込みを抑えて、あたしはしぶしぶその“美少年”の顔を拝んだ。…いや、見た。

…まぁ確かにかっけぇな。うん。カッコイイ。
でもやっぱり恋には落ちなくてよッッ!!!

何でだろ
タイプじゃない？
ときめかない？
キュウンッ！ってしない？
恋じゃない！

やっぱり私恋なんて無理だっつーの!!

梨香＞＞どうぞ　自由に書いてください
朝美＞＞上手ですね私もまけませんよ

「麻衣・・・」
「智哉・・・」
なんか智哉の顔見るの恥ずかしい
「なに急に走ってるんだよ　まだ安静にって言われてたろ？」
「ごめんなさい・・・」　
智哉が私を好きって本当かな　私は悠を好きって智哉は
知ってるのかな・・・


その後私と智哉はしぶしぶベッドに戻った
先生に見つかったからだ
でも私は寝なかった　今にでも智哉が抱きしめてきそうだったから・・・

はづきｓ＞ありがとう！

〜プロローグ〜

あたしの名前は佐倉芭　紗代（ｻｸﾗﾊﾞ　ｻﾖ）
恋する中学3年生

……になったばっかり。

まだ、桜が満開に咲いている——


『サァ…ッ！』

と花びらが散る音も聞こえている。
あたしはその桜の木に何故かお願いをした
今年こそ…今年こそは、"あいつ"と付き合えますように…って
"あいつ"とは、あたしの昔からの友達の河西　遙（ｶｻｲ　ﾊﾙｶ）
今となっては、周りに沢山の女の子達が集まる人気者。


まぁ、それもそうだよね…だって、かっこよくなったもん…
だからこそ、もっと好きになるし、ライバルだって増える。
いいのか、悪いのか———何か、変なのー…

昔はただただ優しかっただけなのに
今は顔まで良くなっちゃって



あたしなんか…何も変わってない。
進歩してない。

続き↓
本当に周りの女子五月蝿いなー
ホラ、あのイケメン君もうんざりっ!!!って顔してる！
恋なんて何がいいんだか、訳分からん
ちなみに初恋もまだ。遅くて悪かったな

あのイケメン君は私の斜め前の席らしい
あーあ
これじゃあ休み時間五月蝿いだろうな…

１時間目が終わると、やっぱり女子たちがあのイケメン君の机を囲んだ
さっさと澪菜の元に逃げよう(行こう)……

｢ねぇねぇ！あの男切澤悠(キリサワユウ)って言うんだって!!｣
｢どーでもいいっす｣
｢その人見知り直したら？いつまで経っても彼氏出来ないぞッ☆｣
｢彼氏なんて要らない……｣
｢この現実逃避!!｣

フン
なんとでもいうがよい
私に男なんぞ要らん!!!

｢何？お前人見知り?｣
｢え?｣
｢おもしれーじゃん。オレに見向きもしないし｣
｢切澤なんとか!!｣
｢あぁ？｣
｢霞馬鹿!!!切澤悠君だよ!!!｣
｢そうだっけ?｣

いちいち名前なんて覚えてられないわよ…
メンドクサイ…

｢プッ｣
｢え?｣

切澤悠？の後ろにいるまぁまぁカッコいい男がいきなり笑い出した
なんて失礼なヤツだ！
お互い様だが!!

｢悠に一目ぼれしない女初めてみた｣
｢オレも初めてだ｣
｢私が初めて？フン、光栄だね｣

私の人見知りなんていつの間にかどっかいっていた
その後も切澤悠とべらべら話していると、澪菜が割り入ってきた

「……きゃあぁぁぁ〜！どーしよう、どーしよう！めちゃ嬉しい♥」
「何が？」

あたしがはしゃいでいると、親友の唯沙が話しかけて来た
あっ！紹介遅くなった…
あたしの親友の佐々爬　唯沙（ｻｻﾞﾊ　ﾕｲｻ）！

少し苗字が難しいのが特徴（？）
うそうそ


唯沙はあたしの恋をずっと応援してくれている優しい仔っ♬

——と話は変わって…


「えー？だってさ、遙と同じクラスになったんだもん！」
「だけどさ、遙の周り…ありえないほど女子がうじゃうじゃと居るよ？」
「そんなの関係ないよッッ！」

もうっ…どうして唯沙はあんなに引っ込み思案なワケ！？



「強いね——」
「え？何で？」

「だって、私ならスグに凹んじゃうよ…ヤキモチ妬いて…」


——いいなー…あたしなんか、ヤキモチなんて、あんまり妬かないから
きっと彼氏に厭きられるんだろうな…

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｢あのっ！私霞の親友で白銀澪菜って言います！｣
｢へぇ、ヨロシクな｣
｢ギャ————————!!!!!!!!!!!!!!!｣

澪菜…
声がでかいよ、声が。
しかもギャーとか…
澪菜がイケメン好きなのは知っている。
好きになるのはいつもイケメンか人気者だ
んでもってフラれるｗｗ

何故みんな『恋』をするんだろう
恋って何なんだろう
みんなフラれたりするの怖くないのかなぁ…

私が彼氏を作らないのは過去のトラウマだ
中学１年生の時、ずっと好きだったクラスの男子に告ったら、｢ウザい｣で流された
それ以来、男子を見ると怖くなった
今は怖くはないけど、やっぱり『恋』というものは怖い
私は恋などしないのだ！

今この人と話してるのだって友達よ！と・も・だ・ち!
深い意味は無い！

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三日間の宿泊研修は何事もなく無事終わった
・・・と言いたいが私には最後の難関バスが待っていた
智哉とバスの席が隣なのだ

でもそんな心配はいらなかった
「お菓子食べるか？」
「うんありがと」

「・・・」バスの中での会話はそれだけだった

次の日私はあらためて悠に告ろうと決心した
「悠！！」
「何？」
「あの・・・放課後教室で待っててくれないかな」
「なんで？」
「・・・」しばらく間が空いた　だって理由聞くと思わなかったんだもん
「べ・・・勉強おしえてっもらえないかな〜・・・なんて」
苦し紛れの答えだった

「ん〜いいよ　　じゃあさ俺ん家で勉強しようぜ」
「！！！」え！！悠の家！！！
「でっっ・・でもお邪魔じゃないの」
「大丈夫だよ　俺今日一人だし　んじゃ放課後教室で待ち合わせ」
・・・いきなり家かよ！！！

「おじゃましまーす」
「おいおい　誰もいねーのに言わなくていいじゃん」
違うよマナーだよ・・・

今、私は勉強するを口実にして悠の家に来ている

「で、勉強って何教えりゃいいんだよ」
ここしかない！　と思った私は
「あの　その前に言いたいことがあるんだけど・・・」
「何？」
「ええと・・・　すっっ・・・好きです！！！！！」
「・・・あのその件なんだけど、いいよ」

！！！そんなあっさり！！
「え・・・いいの？」あっさり過ぎる答えに私はもう一度
確認した

「いいって　いったじゃん！　同じ事言わせんな」
そう言ってわたしのほっぺにキスをした

！！！はっ早いよ////

プロローグ

待ッテ・・・ー行カナイデーーー
ーワ・・・私・・・1人ボッチニナッチャウヨ！

《ソレダケハーイヤー》

何デイマゴロ思ウノカナァ？
アノ頃ハ全ク思ワナカッタノニー

私一・・・死ニタクナイ・・・

「ピンポーン」
「おっ　麻衣上がれよ！！」
「うん　おじゃましまーす」
「あっ　今日俺親いねぇから」
「！！！」　そりゃないぜ！！！　何かあったらどうしてくれんのよ

うまいなぁ・・・

「あの・・・ケーキ買ってきたんだけど食べる？」
「おっありがと！！！　じゃあ俺チョコ」
私はドキッとした　だってそのチョコは悠のために買ってきたんだもん
親がいなくて何されるか心配だったけど、その日は普通に終わった・・・悠と付き合い始めて二か月たった

「今度一緒に遊園地行こうよ」
「え？」
悠はいつも突然
「別にいいけど・・・」
「じゃこんどの日曜日！！！」

そうだ思い出した！！！日曜日は悠の誕生日だ！
私は親友の伊藤れなと一緒に帰っていた
れなの誕生日は悠の前の日１０月１５日だ

「じゃあ誕生日プレゼント買わなきゃだね」
「うーーーんでもなに買えばいいんだろう」
「アタシ付き合ってあげるから、一緒に買いに行こうよ」
「ありがと〜」

「コレ良くない？麻衣」
「あっかわいい」
れなはサッカーボールのついたキーホルダーを持ってきた
「確か悠君サッカー部だよね」
「うん　こないだの新人戦で勝ったーって、よろこんでたよ」
「　・・・これにしようかな」
私はそのキーホルダーを買った

「あたしも彼氏になにか買をっかな」
「そうしなよ！！　きっと俊介君喜んでくれるよ」
れなには悠と同じ部活の俊介という彼氏がいる
れなは俊介君に「蹴球馬鹿」と書いてある、Ｔシャツを買った

日曜日まであと二日　今日はれなと一緒にショッピングする
待ち合わせ場所に着いた時れなはまだいなかった

「あれ？」
悠がいる　どうしてかな今日は練習試合って言ってたのに
「！！！！！」
私は目を疑った　誰か一緒ににいる　しかも女だ
「・・・！」
一緒にいる女は「れな」だった
どうして・・・？

「♪♪〜♪♪〜」ケータイが鳴った　れなからだった
「あ　もしもし麻衣？」
「うん・・・」
「どうしたの？元気ないよ？」
「そんなことないよ・・・」
どうして悠といるの？なんて聞けない
「そう？　それならいいんだけど・・・　あっそうそう
今日あそべなくなっちゃった　ごめんね」
悠が関係してるの・・・？

「彼氏がどうしても今日遊びたいっていうからさ　ホントごめん」
どうして？れなのかれしは俊介くんでしょ？
「わかった・・・バイバイ」


どうして？
なんで悠とれなが一緒にいるの？

結局悠にも、れなにも聞けないまま、私は家に帰った
「麻衣？」
「俊介君・・・」
俊介君はれなが買った「蹴球馬鹿」と書いたＴシャツを着ていた
「今日って練習試合だったの？」
「え？今日は練習もないよ」

練習なかったんだ・・・
やっぱり嘘

「なんかあった？」
「へ・・・？
「麻衣ってすぐ顔にでるやん　今めっちゃ悲しそうに見えるよ」
「・・・ううん　なんでもないよ　じゃあね」
私は俊介君から離れるようにして走って家に帰った

家に帰って２時間後悠からメールが来た
「明後日何時ぐらいに来るの？」
私はすぐに返信出来なかった

今日の事が頭から離れない

「１０時ぐらい」　絵文字もつけずに返信
「ごめん　１３時ぐらいにしてくれないかな」
「別にいいよ」　あえて理由は聞かない
「それじゃ明後日な」

日曜日　約束の時間は１３時
でも１２時についちゃった　　ううん　正しくは１２時に来て
悠の様子を伺いたかった

悠の家のドアが開いた
「じゃあね　悠」
「おう　今日はありがとな　れな」
　　　
れな・・・・・

なんで？　どうして今日もいるの？

「もうすぐ麻衣くるでしょ？」
「ああ・・・　なんかもうめんどくせぇや」
「じゃあ断れば？」
「そうだな　　今日れな泊ってくか？」
「うん　久々だね　泊るの」

どうして・・・　何回も泊ってるの？
なんでれながいるの？
もうわけわかんない

♪〜♪　♪〜♪　　　ケータイが鳴った　悠からだった
「・・・もしもし」　もう我慢できない

「もしもし麻衣？　今日ダメになっちゃったよ」
「うん　知ってる」
「・・・　は？」
「隣にいる女　れなでしょ」
「お前どこにいるんだ！！！」
「ブチっっ　ブーブー」
「ちくしょう　切りやがった」


ここよ


「麻衣・・・」
「どうして？　悠とれなは一緒にいるの？」
「悠はあたしの彼氏でしょ？」

「ごっ　ごめん麻衣　わたし・・・そんなつもりじゃ」
「そんなつもりじゃなかったら、どうして二人でいるの？」

「あやまれ　あやまれ・・・　私にちゃんとあやまれ！！！！！」
「いい加減にしろ！！！　麻衣」

「どうして？　どうして私が怒られなきゃいけないの？
　悠は・・・　私の彼氏でしょ」

「俺は・・麻衣よりれなのほうが好きなんだ・・・」
「そんな・・・　じゃあれなは俊介君の事は嫌いなの？」
「ううん　俊介は今も好きだよ　でも・・・悠君と関係をもった
事は知らない」

「あっそう　所詮男と女だよね・・・　さよなら悠　れな・・・幸せに
　もう連絡してこないで！！！」

「誕生日プレゼント　いらなくなっちゃったな」

本当はまだ悠の事は好き
でも仕方ないよね・・・

「麻衣？」
「智哉・・・」
宿泊研修以来あんまりしゃべってなかった・・・
っていうかしゃべれなかった

「なにしてんだよ〜　悠に振られたんかて！」
「！！！！」
「え・・・図星」
「うん　悠ね　れなとも付き合ってたの」
「は？マジかよ伊藤　ありえんやろ」

「もうふっきれた・・・って言ったらウソになるけど　私あんまり過去の事でぐちぐち言わないから」
「それなら　いいんだけど・・・」
「ありがと　心配してくれて　じゃあねバイバイ」
「おう　あんなやつらの事なんてすぐ忘れろよ」

智哉の言葉が胸に響く・・・
「うん　あんな奴らの事なんかわすれちゃえ！！！」
は！！！　「明日学校じゃん・・・」

悠は同じクラス　れなも同じクラス
「・・・・　気まずい・・・・」

いくら過去の事気にしない私でも一日じゃ忘れられないよなぁ・・・
「まぁ何とかなるか」


私はいつの間にか寝てしまった・・・　

はづきさん＞お久しぶりです＾＾
また書いてもいいですか？

誰か、千了しってるやついねー？

朝美＞＞もちオッケイです
悠＞＞ごめんなさい　私はわかりません

「・・・」
私のきょうの寝起き最悪・・・

いつもは私の寝起きはいいほうだ
でも今日は・・・

「おっおはよ・・・」
「！！！れな・・・」
れなが話しかけてきた
なに？いまさら・・・

「あたしずっと黙ってて・・・ごめん・・・」
「・・・もうれなと話すことなんて何もない　じゃあね」

うん　これでよかったんだ・・・


「麻衣　あはよ〜」
「なにあはよ〜って！！！」
この子は小学校からの友達　川島歌
あの事を話した唯一の友達

「麻衣　あれからなんかあったの？」
「朝　れなに話しかけられた・・・　での私話すことなんてないし・・・」
「そうだよね・・・　あたしは麻衣の味方だから！！！」
「うん　ありがとう！！！」


この時私は知らなかった
歌がとんでもない子だと・・・

朧に光る月を蛙はただ見ていた
水面に反射する月光が美しかった

乾季
砂漠には一輪の花も咲かず空の上の陽によって
水分と体力が無くなっていく
蛙は雨季を待つ

雨季
雨だ　恵みの雨だ灼熱の地に雨が降る
蛙はまた空を見上げ風と共に
空を翔る雲をじっと見つめていた

春
花の匂いが宙を舞う
蝶が飛び交う蜂は蜜を集める
鳥が木洩れ日に向かってさえずる
芽生えた草木が土から顔をだす
小川は澄み渡り魚が泳いでいる音楽のようだ
蛙はそれに合わせて鳴いた

夏
気温が上がり小川は消えた
蛙は西を目指した
日照りが強い暑い　暑い
乾季と同じだ力が弱まる
雲が太陽を隠す路に水滴が落ちる
雨だ　うれしい
しかし豪雨だ川は氾濫し濁流と化した
海は荒れ　山が崩れる
蛙は川の波にのまれる息をするのも難しい
それでも必死に水面から顔を出そうとしていた
雨が止む　蛙はまた西を目指す

秋
蛙は西の森を歩いていた
木は赤や黄に染まる
もみじの葉が一枚蛙の頭に落ちた
気がつくともみじやいちょうの葉が
何枚も何枚も蛙の周りに落ちてきた
蛙は落ち葉の道を進む
実りの秋だ頭上から木の実が落ちてくる
蛙はその木の実を食べながら跳んだ
涼しい風が頬をなでると同時に痛みを感じた
栗のとげだった
風に吹かれ　栗が落ちる
蛙は避ける　枯葉が舞う
蛙は光をみつけた
一生懸命　跳んだ力の限り　跳んだ
蛙は森を抜けた呼吸を整え今度は北へ向かう

冬
蛙は北にいた寒い　寒い
夏とは大違いだ辺りには雪が積もり
池は凍っている
木は枯れ全てが雪に覆われていく
蛙はひとりだった周りに誰もいなかった
食べるものもないふと前をみると大きな木があった　
蛙は大きな木へ向かったその下に穴を掘った
また春がくるまで静かに眠った

二度目の乾季
春が待ち遠しいだがまた乾季が始まる
冬のあとはよく乾く
だから乾季とよぶ
蛙は目覚めた雪解けの水は土で汚れていて飲めない
小川も無い池の氷はとけた
ふと見ると池に蓮の葉が浮かんでいる
今にも枯れそうだ
また蛙は雨季を待つ

二度目の雨季
雨季だ春の前の嵐だ池に水が溜まる
小川が流れる蛙は喜んだ蛙は過酷な冬と乾季を乗り越えた嬉しさのあまり蛙は蓮の葉の上に跳んで空を見上げた
雲が裂ける
見ると月が輝いていた
水面にも映っている綺麗だった
そのあとも雨は降りつづき池の水はもっと溜まり
とても深い池になった
蛙は池の蓮の上にいながら春を待った

数日後
雨は降り止まない
池は本当に深くなった　乾季とは別の池のようだった
池に蓮の葉がいくつかあったので
蛙は葉から葉へ跳びまわった
ちょっと疲れてきたけれども蛙は跳ぶ跳び続ける
春が来るのを信じて
蛙が次の葉へ跳んだときその葉が沈んだ
小さかったからだ
蛙は水中を泳ぐ水面へ向かう
泳ぐ　泳ぐ　泳ぐ
泳ぐ　泳ぐ　泳ぐ
泳ぐ　泳ぐ　でも水面には届かない
息が苦しい深い池の底へ吸い込まれる
どんなに泳いでも水面から顔をだすことはできなかった
頑張った　頑張ったがとうとう力尽きた
蛙は池の底へ沈んだ

もうその蛙が春を見ることはなかった

朧に光る月を蛙はただ見ていた水面に反射する月光が美しかった

乾季
砂漠には一輪の花も咲かず
空の上の陽によって水分と体力が無くなっていく
蛙は雨季を待つ

雨季
雨だ　恵みの雨だ灼熱の地に雨が降る
蛙はまた空を見上げ風と共に空を翔る雲を
じっと見つめていた

春
花の匂いが宙を舞う 蝶が飛び交う　蜂は蜜を集める
鳥が木洩れ日に向かってさえずる
芽生えた草木が土から顔をだす
小川は澄み渡り魚が泳いでいる
音楽のようだ蛙はそれに合わせて鳴いた

夏
気温が上がり小川は消えた
蛙は西を目指した
日照りが強い暑い　暑い
乾季と同じだ力が弱まる
雲が太陽を隠す道に水滴が落ちる
雨だ　うれしい
しかし豪雨だ川は氾濫し濁流と化した
海は荒れ　山が崩れる
蛙は川の波にのまれる息をするのも難しい
それでも必死に水面から顔を出そうとしていた
雨が止む　蛙はまた西を目指す

秋
蛙は西の森を歩いていた　木は赤や黄に染まる
もみじの葉が一枚蛙の頭に落ちた
気がつくともみじやいちょうの葉が
何枚も何枚も蛙の周りに落ちてきた
蛙は落ち葉の道を進む
実りの秋だ頭上から木の実が落ちてくる
蛙はその木の実を食べながら跳んだ
涼しい風が頬をなでると同時に痛みを感じた
栗のとげだった
風に吹かれ　栗が落ちる　蛙は避ける　枯葉が舞う
蛙は光をみつけた
一生懸命　跳んだ　力の限り　跳んだ
蛙は森を抜けた
呼吸を整え今度は北へ向かう

冬
蛙は北にいた　寒い　寒い
夏とは大違いだ
辺りには雪が積もり池は凍っている
木は枯れ全てが雪に覆われていく
蛙はひとりだった周りに誰もいなかった
食べるものもない
ふと前をみると大きな木があった　
蛙は大きな木へ向かった
その下に穴を掘った
冬が終わるまで静かに眠った

二度目の乾季
春が待ち遠しい
だがまた乾季が始まる
冬のあとはよく乾く　だから乾季とよぶ
蛙は目覚めた
雪解けの水は土で汚れていて飲めない
小川も無い
池の氷はとけた
ふと見ると池に蓮の葉が浮かんでいる
今にも枯れそうだ
また蛙は雨季を待つ

二度目の雨季
雨季だ　春の前の嵐だ
池に水が溜まる　小川が流れる
蛙は喜んだ
蛙は過酷な冬と乾季を乗り越えた
嬉しさのあまり蛙は蓮の葉の上に跳んで空を見上げた
雲が裂ける　見ると月が輝いていた
水面にも映っている　綺麗だった
そのあとも雨は降りつづき
池の水はもっと溜まりとても深い池になった
蛙は池の蓮の上にいながら春を待った