🔫 北海道自衛隊・軍事

南スーダンで「駆け付け警護」検討　第１陣は北部方面隊か

09/13 08:00


　政府は安全保障関連法案が今国会で成立した場合、現在、南スーダンで行っている国連平和維持活動（ＰＫＯ）の任務に、他国部隊を武器を使って助ける「駆け付け警護」を加える方向で検討していることが１２日、分かった。同ＰＫＯには来年５月から陸上自衛隊北部方面隊（総監部・札幌）の派遣が想定されている。国会審議では、武器使用基準を緩和して行う駆け付け警護に対し、武装勢力との衝突に発展するなどの危険性が指摘されており、その任務を道内部隊が最初に担う可能性もある。

転地演習で北部方面隊の戦車を九州へ
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陸上自衛隊の「協同転地演習」に参加する北部方面隊の戦車などが23日九州の離島などに向け釧路港でフェリーに積み込まれました。「協同転地演習」は陸上自衛隊の部隊が長距離移動して展開する訓練です。今回は北部方面隊の人員およそ1600人、車両500両などを九州の演習場や離島へ鉄道と民間のフェリーを使って移動させます。このうち23日は釧路港で戦車などを船に積み込む作業が公開されました。装備のほとんどは大分港で下ろされますが今回は、「90式戦車」と「自走りゅう弾砲」それぞれ1両が鹿児島県の沖永良部島に運ばれます。陸上自衛隊が離島に戦車を揚陸するのは初めてで離島の防衛力をアピールする狙いがあると見られます。

HBC昼ニュースで放送 10月23日（金）12時10分

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戦車、離島演習へ　釧路港で積み込み

10/23 20:44、10/23 20:45 更新

九州での演習に向け防衛省のチャーター船に乗り込む陸自北部方面隊の９０式戦車＝２３日午前９時３５分、釧路港西港区

　【釧路】陸上自衛隊の戦車を離島に陸揚げして行う初の演習に向け、陸自北部方面隊（総監部・札幌）は２３日午前、九州の離島に搬送する戦車や自走りゅう弾砲などの民間フェリーへの積み込み作業を、釧路港西港区で報道陣に公開した。演習は海洋進出を強める中国を念頭に置いた南西地域の防衛力強化が狙いで、１１月中旬まで行われる。