銀の体操男子日本「0.1は忘れない」 パリ五輪へ思い新たに
8/4(水) 13:46配信
毎日新聞
男子団体決勝、2位になり記念撮影に応じる日本の選手たち=有明体操競技場で2021年7月26日、宮間俊樹撮影
東京オリンピック体操男子の団体総合で銀メダルを獲得した4選手が4日、記者会見した。個人総合と種目別の鉄棒で2冠を果たした橋本大輝(順大)が冒頭から「団体総合で金メダルを取りたかったというのが一番の悔い」と語るなど、いずれの選手も既に3年後のパリ五輪を見据えていた。
7月26日に行われた団体総合決勝で日本は銀メダルとなり、リオデジャネイロ五輪に続く2連覇はならなかった。6種目とも大きなミスなく演技したが、ロシア・オリンピック委員会(ROC)にわずか0・103点差で敗れた。
会見には橋本のほか、種目別あん馬で銅メダルを獲得した萱和磨と谷川航(いずれもセントラルスポーツ)、北園丈琉(徳洲会)が出席した。主将を務めた萱は「0・1は忘れることができない。もう3年後に金メダルを取りたいという思いに変わっている」と強調し、団体総合決勝の翌日には「演技構成を6種目、パリまでの流れをざっと計画した」と明かした。
団体総合の決勝直後は「全員ノーミスでやりきったな」と感じたという谷川も、「時間がたつにつれて悔しさがどんどんこみ上げてきて……」と吐露。北園も「ロシアには0・1届かなかったのが頑張る材料。もっともっと頑張りたい」と話した。
[匿名さん]