ヤクルト・阪神・楽天で監督を務めた野村克也氏の著書【 運 「ツキ」と「流れ」を呼び込む技術 】を読んでいて、18日、ドラゴンズVS西武戦の8回の岩瀬の投球は実に深い意味を持つことに気づいた。
やはり翌日のスポーツ紙に興味深い記事が出ていた。日刊スポーツには、岩瀬の牽制に誘い出され二盗失敗について源田は、「 反省しつついろいろ感じるところはある。監督から(今後消極的になるなと)声をかけてもらいました。西武・橋上野手総合コーチは「これを勉強として次に生かしてくれればいい」
中日スポーツは==辻監督は「牧田も打たれることがある。源田はまたチャレンジすればいい」とかばった。
辻監督のフォローは正しい。あそこで源田を叱っていたら、源田は心に長く傷がつくし、やるせない。思い切ったプレーは鳴りを潜めるだろう。源田は岩瀬の凄さを身をもって知ったはずだ。
●心を推理するしかないが、源田は、あの失敗に嫌というほどプロの怖さ、厳しさ味わったに違いない。岩瀬さんは、そこまで察知したのかと、「プロってすごいな」と五臓六腑に染み込んだに違いない。
岩瀬は、私の表現で言えば、【 源田は喉から手が出るほど2塁に行きたい。盗塁したい。成功すればノーアウト2塁で、そのあとは秋山・浅村・中村の中軸に回ることを考えれば少なくとも1点取れる。つまり同点になり試合は逆転できる 】という読みがあったことだろう。だからあんなオーバー気味のリードをした。
そこを見逃さなかった岩瀬は、百戦錬磨、ともいうべき恐るべき察知能力を発揮した。敬服する。源田がアウトになったとき、ドラゴンズは勝ったと思った。結果もその通りになった。
あの8回の岩瀬のプレーは久々に興奮させられた。岩瀬は引退後は、ピッチングコーチになってもらいたい。
[匿名さん]
とりあえず勝率5割にもどす。優勝云々の話はそれからやな。
[匿名さん]