前戦で負ければ引退を表明していた大場は、現役続行を決断。「次の試合が続けられるかどうかという試合。これ以上は無理、力が落ちていると判断したら引退を宣言します。やれると思えたら、もう1度タイトルを目指す」と進退を占う一戦に位置づけた。
川口は「前回負けて、もう1度やる気にはなれなかったけど、あんな試合でも周りは『また見たい』と言ってくれた。相手は元日本ランカーで再起するにはいい相手。負けたら後がない。しっかり勝ってまたタイトルマッチを組んでもらえるように頑張る」と、意気込んだ。
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[匿名さん]
元日本バンタム級王者・大場が引退表明 再起戦勝利も「力が落ちている」
デイリースポーツ 9月14日(日)23時11分配信
「ボクシング8回戦」(14日、大阪・ボディメーカーコロシアム第2競技場)
元日本バンタム級王者・大場浩平(29)=真正=が14日、現役引退を表明した。相馬圭吾(三迫)を相手に再起戦を戦い判定3‐0で辛くも勝利。試合後に「力が落ちている。試合前から半分くらいダメかと思ったけど、1回を戦った瞬間、ダメと思った。現役を引退する方向。悔いはない」と決断した。
6勝10敗1分けのノーランカー相手に序盤からロープに追い詰められた。右目の上もカットし流血。左ボディーを打ち、ダメージを与えたが相手の反撃を最後まで止められなかった。技術と経験が僅差で上回り試合には勝ったものの、全盛時のスピードには程遠かった。
[匿名さん]
4月のIBF世界バンタム級指名挑戦者決定戦でランディ・カバジェロ(米国)に8回TKOで完敗。引退を表明したものの現役続行への未練を断ち切れなかった。この日の試合を「続けるかどうか決める。落ちてると判断すれば引退宣言する」と位置付け臨んだ。
「目が徐々に悪くなっていた」とカバジェロ戦で受けたダメージも残っていた。「足が真っすぐ動かないし、もうだませない。反応だけでパンチをよけるのができなくなった。去年、第2次のピークが来てカバジェロ戦の時は力が落ちていた。もう1回、頑張ってやっても、同じ結果になる。普通の選手を相手に普通の試合内容なのは自分が一番感じた」と限界を悟った。
「40戦もやったし、いいベテラン。結果的にこれが引退試合になった。今後の人生は40年もある。これ以上続けたら、(体が)ダメになる」と、家族のためにも第2の人生に目を向けた。
試合後は応援してくれた観客に応え、コーナーポストに上り、ガッツポーズ。「名古屋のメイウェザー」と呼ばれた日本屈指のスピードスターは、40戦36勝3敗1分けの成績を残し、グローブをつるす。
[匿名さん]
本当に素晴らしい選手でした(^-^)たくさんの感動をありがと〜(^-^)お疲れ様でした。
[匿名さん]