奥本貴之ドローで不本意な初防衛「全然あきません」
[2018年12月9日18時40分]
判定1−1のドローで初防衛となった日本スーパーフライ級王者奥本貴之(左)。右は挑戦者の橋詰将義(撮影・加藤裕一)
<プロボクシング:日本スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦>◇9日◇エディオンアリーナ大阪第2競技場
王者奥本貴之(27=グリーンツダ)が1−1判定ドローで、不本意な初防衛を果たした。戦績は21勝(10KO)8敗3分け。
17戦16勝1分けの挑戦者橋詰将義(25=井岡)とのサウスポー対決で、奥本は回転の速いコンビネーションなど手数で上回ったが、腰の入ったパンチをもらい、鼻血を出す場面もあった。「0点。全然あきません。トータルで全部ダメ」。初防衛戦の重圧があった。「リングに上がる前は全然感じなかったけど、上がってみると違った。相手の姿勢が違うし」と受けに回ってしまったことを反省。「次はもっと強くなります」と再出発を誓った。
[匿名さん]
矢田と奥本4・21ダブル防衛戦 元世界王者も応援
[2019年3月3日15時21分]
グリーンツダジムの本石昌也会長、日本ウエルター級王者矢田良太、同スーパーフライ級王者奥本貴之、元WBC世界スーパーフライ級王者徳山昌守氏(撮影・加藤裕一)
グリーンツダジムの本石昌也会長、日本ウエルター級王者矢田良太、同スーパーフライ級王者奥本貴之、元WBC世界スーパーフライ級王者徳山昌守氏(撮影・加藤裕一)
グリーンツダ所属で、次期防衛戦を発表した日本ウエルター級王者矢田良太(右)日本スーパーフライ級王者奥本貴之(撮影・加藤裕一)
ボクシングの日本ウエルター級王者矢田良太(29)同スーパーフライ級王者奥本貴之(27=いずれもグリーンツダ)が3日、大阪市内で4月21日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で次期防衛戦を行うと発表した。
3度目の防衛戦となる矢田は同級1位永野祐樹(29=帝拳)2度目の防衛戦の奥本は同級1位松尾雄太(29=ワールドスポーツ)の挑戦を受ける。
19勝中15KO勝ちを誇る“なにわのターミネーター”矢田は勝負カラーのピンクのスーツで登場。「永野選手は強打のサウスポーですが、4月と言えば桜、桜と言えばピンク、ピンクと言えば矢田良太。4月21日はなにわのターミネーターの日にします」と宣言した。
一方、奥本は「僕はおもしろいことは言えませんが、試合は絶対におもしろくします。絶対に勝って(将来は)世界に行きます」と意気込みを語った。
グリーンツダジムの本石昌也会長(42)は近い将来、2人に世界挑戦の期待をかけており「相手はともに最強の挑戦者。非常に大事な位置づけの試合になると思っています」と力説。また、会場には同ジムOBの元WBC世界スーパーフライ級王者徳山昌守氏(44)も駆けつけ「矢田選手の相手はサウスポー。奥本選手の相手はオーソドックス。それなら、2人とも徳山昌守の動画をユーチューブで見ろ!」とアドバイス? ハッパを掛けた。
[匿名さん]
奥本貴之、6回KO勝ちでV3。矢田良太、下町俊貴もKO勝利
8/4(日) 20:03配信 スポーツ報知
奥本貴之、6回KO勝ちでV3。矢田良太、下町俊貴もKO勝利
日本スーパーフライ級王座V3に成功した奥本貴之(中)。左は本石昌也会長(カメラ・田村 龍一)
◇プロボクシング▽日本スーパーフライ級(52・1キロ以下)タイトルマッチ10回戦 奥本貴之(KO 6回1分49秒)ダイナミック健次(4日・エディオンアリーナ大阪第2競技場)
グリーンツダジムの興行が行われ、メインの日本スーパーフライ級タイトル戦は、王者・奥本貴之(27)=グリーンツダ=が同級8位・ダイナミック健次(D健次、28)=大鵬=に6回KO勝ちし、3度目の防衛に成功した。サウスポーの奥本は、初回からノーモーションの左ストレートを次々にヒットさせて主導権を掌握。5回終了時の公開採点はジャッジ3者いずれも奥本をフルマークで支持していた。6回、偶然のバッティングでD健次が額から大量に流血し一時中断。再開後、奥本は一気にたたみかけ、左ストレートでダウンを奪うと、カウント中に挑戦者陣営からタオルが投入された。
V1戦はドロー、V2戦は僅差判定だっただけに奥本は「KOで勝てて良かった。本当は2回ぐらいで倒したかったけど」とベルトを腰に戻し、長男(6)らと笑顔で記念撮影。「気持ちの強い挑戦者だった。相手が流血し、血を見て燃えた」と闘争本能と普段の練習で体に染み込ませたコンビネーションでKOした。
WBO王者の井岡一翔やWBC王者エストラーダ(メキシコ)、IBF王者アンカハス(フィリピン)ら群雄割拠のスーパーフライ級で奥本は現在、IBF世界15位にランキングされているが、島田信行トレーナーは「今のディフェンスで世界は取れない。きょうもロープに詰まる場面があったが、相手が世界王者ならやられている」と手厳しい。グリーンツダジム・本石昌也会長も「次は12月に日本王座の防衛戦。世界は国内敵なしになってから」と現実路線。15歳でプロデビューした奥本は「一歩一歩、世界へ上っていく」と焦ることなく頂点を狙う。
[匿名さん]