IBF世界スーパーバンタム級8位まで上昇してきた勅使河原は今年2月、関西の若きホープ入口裕貴(エスペランサ)を8回TKOで退け、初防衛に成功した。試合後、「いちばん厳しい道を進むことが世界へのいちばんの近道。国内で強いと言われている選手とやって、勝ち上がったほうが世界に行ける、そういう試合をしたい」と希望していたが、大森はまさに望みどおりの相手。「どういうやつが上に行って、どういうやつがスターになっていくか、見ているみなさんも大森自身もわかる試合になる」と意気込んだ。
昨年は元世界ランカーのジェイソン・カノイ(フィリピン)、スーパーフライ級で2度世界に挑戦している帝里木下(千里馬神戸)を下し、WBOアジアパシフィック・バンタム級王座を2度防衛。10月に1階級上げて東洋太平洋王座決定戦を制し、地域タイトル2階級制覇を果たすなど、着実にステップアップしてきた。3年前、やはり2度の世界挑戦経験がある赤穂亮(横浜光)との熱戦を1−2判定で落としてからは7連勝6KOと勢いに乗っている。
[匿名さん]
2019年12月12日木曜日
勅使河原弘晶が3連続KO防衛 OPBF・S・バンタム級
「来年は世界チャンピオンになります!」
IBF・S・バンタム級7位にランクされるOPBF同じ級チャンピオンの勅使河原弘晶(輪島功一S)が12日、後楽園ホール「ダイヤモンドグローブ」のメインに登場。挑戦者15位の川島翔平(真正)に5回3分9秒KO勝ち。3度目の防衛に成功した。
勅使河原がスタートから圧力をかけ、ガードを高くしてジャブ、右ストレートを狙う川島にジャブをよく当てた。4回に入ると勅使河原がコンビネーションにつなぎはじめ、4回終了時の採点は39-37×2、40-36で王者がリードした。
川嶋は5回に右ストレートを決めて畳みかけるが、勅使河原がこれに応戦。打ち合いになったところで勅使河原の左フックが決まって、川島がキャンバスにゴロリ。ダメージは深く、辛うじて立ち上がったところで10カウントとなった。
勅使河原は5回で試合を決めた
勅使河原は21勝14KO2敗2分。川島は18勝4KO4敗2分。試合の模様はフジテレビで14日(土)26時15分から放送される(放送時間繰り下げの場合あり)。
勅使河原「勝って当たり前と思われた試合なので、当たり前の仕事をした。川島選手はいい選手だったけど、5ラウンド以内で倒そうと思っていた。来年は世界チャンピオンになります!」
[匿名さん]