>>430じゃないが。
実際の麻雀同様に完全にランダムで配られる牌から打ち始めて、自分の手牌から最善の形を想定しつつ、相手の捨て牌から待ちを読んで危険牌を避けながら時には自分の待ちを変えてゆくという思考ルーチンを搭載している麻雀ゲームは多分存在しない。
何故なら「プレーヤーは相手(人間プレーヤー)の手牌を知らない」「プレーヤーは山の何処に何があるか知らない」というゲーム成立の大前提が、「牌が重複したり不足したりしないよう全ての牌がどこにあるかCPUが把握している」という最低条件と矛盾するから。
将棋囲碁チェスのように人間対CPUでガチンコ勝負出来るのは今の所、全てオープンな盤上で行われるゲームで、麻雀ゲームでの人間対CPUの難易度ってのはイカサマルーチンの設定の上げ下げになってしまう。
とはいえ、これは別に実際の麻雀のゲーム性が将棋囲碁チェスに劣っているという事じゃなく。コンピューターゲームという形式との相性の問題。
実際の麻雀は決して運のゲームじゃないよ。非常に高度な確率操作の応酬。