高校ラグビー 南北大会決勝
09月24日 19時06分
高校ラグビーの南北・北海道大会は24日、旭川市で決勝が行われ、南大会は札幌山の手が優勝、北大会は旭川工業が優勝し、それぞれ冬の全国大会の代表に決まりました。
大会は旭川市の東光スポーツ公園球技場で開かれ南大会は5年続けて函館ラ・サールと札幌山の手の顔合わせになりました。
札幌山の手は強化してきたミスのないパスワークでグラウンドを広く使ってラ・サールを序盤から圧倒し、前半だけで6つのトライを決めて38対0と大きくリードしました。
札幌山の手は後半も攻め続けてラ・サールの攻撃を1トライに抑え64対5で勝ちました。
札幌山の手は去年の決勝でラ・サールに敗れていて2年ぶり16回目の優勝で全国大会への出場を決めました。
札幌山の手のキャプテン、大沼光世選手は「去年の悔しい思いを胸にがんばってきたので本当にうれしい。花園ではシード校に勝ちたい」と抱負を話していました。
一方、北大会の決勝は初優勝を目指す旭川工業と過去36回優勝の北見北斗が対戦しました。
旭川工業は後半26分に得意のモール攻撃からのトライで40対40の同点に追いつき、試合終了間際にもモールから抜け出して勝ち越しのトライを決め、47対40で競り勝ちました。
旭川工業は初めての全国大会に出場で、キャプテンの天野拓斗選手は「最後まであきらめずに最高のプレーができた。フィジカルを鍛え直して全国大会に備えたい」と意気込んでいました。
全国高校ラグビー大会はことし12月に大阪の花園ラグビー場で開幕します