知り合いの男子大学生に消費者金融の調査といううそのアルバイトを持ちかけて借り入れ用のカードを作らせ、それをだまし取ったとして札幌市の28歳と22歳の女2人が詐欺の疑いで警察に逮捕されました。
逮捕されたのは、札幌市中央区の風俗店従業員林千尋容疑者(28歳)と、札幌市豊平区の飲食店アルバイト、藤井楓容疑者(22歳)です。
警察によりますと、林容疑者は、先月23日、知り合いの23歳の男子大学生に対し消費者金融のオペレーターの対応などを調べるといううそのアルバイトをもちかけて、無人契約機でカードを発行させだまし取ったとして詐欺の疑いがもたれています。
林容疑者と連絡がとれなくなり、不審に思った男子大学生が消費者金融に問い合わせたところ勝手に50万円が借りられていたことがわかり、警察に通報したということです。
また藤井容疑者は、同様の手口で知り合いの21歳の男子大学生からカードをだまし取ったとして、同じく詐欺の疑いが持たれています。
警察に対し、かつて林容疑者にカードをだまし取られたことからそれをまねたと話しているということです。
警察の調べに対し2人は容疑を認めた上で林容疑者は10人あまりからあわせて500万円以上、藤井容疑者は数人からあわせて100万円ほどそれぞれだまし取ったカードで金を借りたと供述しているということで、警察が裏付け捜査を進めています。