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「父の通夜で…」 おくやみ欄を悪用 葬儀で留守がターゲット! 窃盗2人組の犯行を被害者が激白　札幌市
5/2(水) 12:19配信 北海道ニュースUHB

UHB 北海道文化放送

　お葬式で留守の家を狙った窃盗事件が北海道で相次いでいます。

　警察は4月29日、札幌市西区の住宅に侵入した2人組の男を現行犯逮捕。その家の被害者が、卑劣な手口をカメラの前で話してくれました。

　被害に遭った男性：「父の通夜で斎場にいたときに、現金と商品券を盗まれた。あと指輪とかネックレス…、鍵付近を割られて鍵を開けられて侵入された」

　逮捕されたのは札幌市東区の無職・松谷康弘容疑者（63）と、住所不定無職の古谷義秋容疑者（56）です。

　松谷容疑者ら2人は、29日午後11時ごろ札幌市西区発寒の住宅に窃盗目的で侵入し、出てきたところを警戒していた警察官に取り押さえられ、現行犯逮捕されました。

　古村知華記者：「2人組の男の犯行は、このような新聞のお悔やみ欄を利用し、葬儀で不在の家を狙う悪質なものでした」

　被害に遭った男性：「新聞のお悔やみ欄に掲載してもらった。こういうときに許せない。事前に何かしらの対策が必要かと思う」

　北海道警によりますと、葬儀で不在の家に侵入する空き巣は、2018年に入って北海道で10件相次いでいて、今回の事件との関連を調べるとともに警戒を呼び掛けています。　

UHB 北海道文化放送