🚨 事件・事故

京都府向日市で昨年12月、無職筧勇夫さん（当時75）が青酸化合物で死去した事件で、殺人罪で起訴された妻の千佐子被告（68）が事件への関与を認める供述をしたことがわかった。

千佐子被告は11月19日に逮捕されてからも、一貫して容疑を否認してきた。

それが10日の起訴直前になり、「私がやりました」と勇夫さんの死亡への関与を認め、経緯についても供述しだしたという。

千佐子容疑者は勇夫さんの死後、家財道具などを処分した。

処分した園芸用プランターから子袋が見つかり、そこから微量の青酸化合物が検出されている。

捜査当局は今後、供述の裏付けを進め、青酸化合物の入手ルートなどについても調べる。

起訴状によると、昨年12月28日午後、向日市の自宅で千佐子被告は勇夫さんに殺意を持って青酸化合物を飲ませ、死亡させた。

２人は約２カ月前に再婚した。