<ITTFワールドツアー・グランドファイナル 2019年12月12日〜12月15日>石川佳純(全農)がロンドン、リオ五輪に続き、3大会連続の五輪シングルス出場へ選考基準を満たした。
12日、今年のワールドツアーの集大成、グランドファイナルが開幕した。
1回戦に臨んだ石川は世界女王の劉詩文(リュウスーウェン・中国)にゲームカウント0-4で敗戦した。
しかし、平野美宇(日本生命)が王芸迪(ワンイーディ・中国)に敗れたため、石川が2020年1月時点で日本勢の世界ランキング上位2位以内が確定。
東京五輪シングルス代表選考基準を満たすこととなった。
日本卓球協会は、東京五輪シングルスに出場する選手の選出基準を2020年1月時点の世界ランキング上位2名と規定している。
女子ではすでに伊藤美誠(スターツ)が選考基準を満たしており、残り1枠を世界ランキング10位の石川と同じく11位の平野が争っていた。
12月8日まで行われていたノースアメリカンオープンでは、決勝で平野と石川が対戦。
石川がゲームカウント4-2で勝利し、石川は平野との2020年1月時点での世界ランキングポイントで平野を逆転。
135pt差でリードしていた。
敗れた石川は、直後に同じ台で行われた平野美宇、王芸迪(ワンイーディ・中国)戦の結果を待つこととなったが、平野が敗戦。
グランドファイナルでともに1回戦敗退の平野と石川は1020Ptを獲得することとなるが、ノースアメリカンオープン優勝によるリードを守り抜いた。
詳細スコア
石川佳純 0-4 〇劉詩文(中国)
7-11/12-14/7-11/9-11
平野美宇 1-4 〇王藝迪(中国)
6-11/7-11/6-11/11-6/5-11
文:ラリーズ編集部
【日時】2019年12月12日(木)
【提供】Rallys