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“お金に困った時は、質屋”というイメージはなんとなく根底にないだろうか。なんと、鎌倉時代にはすでに質屋の起源となるものが存在していたという。我々の先祖たちも遠い昔から、急にお金が必要となった際には、質屋に着物などの物品を持ち込んでいたようだ。

株式会社クオーレが運営する買取専門店ウリエルは2022年2月7日～13日、「お金に困った時にどんなものがよく売られているのか」についてのアンケート調査を実施。300名から回答を得た。今回は、その結果についてお伝えしていきたい。

売却額に満足できない人は33％！

新品未使用の服でも、ノーブランドであれば売却額は数百円程度になってしまうことも（「ウリエル」調べ）※N=300名、単一回答。2022/2/7～2022/2/13に実施したインターネット調査による

それではまず、アンケートの回答者たちが「どこで物品を販売しているか」を見ていこう。最多だった回答は「買取店」で57%。続いて「フリマアプリ」41%。わずか2%ながら、「オークション」という回答もあった。近年では、質に入れるよりも買取店やフリマアプリを利用して不要品を売り切ってしまう方が一般的となっていることが判明した。

続いて、「売却額に満足しましたか？」という質問では、67%が「満足している」と回答。「3年ほど使ったヴィトンの財布が10万近くで売れた（30代女性）」や「人気のカードだったため、フリマアプリで1枚4,000円程度で売れました。幼少期に遊んでいたものだったので特に思い入れなどはありませんでしたが、持っているのを見つけた時は『ラッキー！』と喜びました（20代女性）」など、自分にとって不要になってしまった物に思いがけない高値がつくと嬉しいものだ。

一方、33%が「満足していない」と回答。「ブランドバッグを10,000円で売却しました。買った当時よりもだいぶ安値でガッカリしましたが、どうしてもお金が必要だったので泣く泣く売却しました（40代女性）」や「絵本を売った時は、値段がつかない物もあり、とてもがっかりしました（30代女性）」など、思った値段で売れなかったり値段がつかないとやはり満足できないだろう。

いよいよ、お金に困ったら販売するものランキングを発表！

フリマアプリにおいて送料が抑えられるからという理由から、「本・CD・ゲーム」が1位となった（「ウリエル」調べ）※N=300名、単一回答。2022/2/7～2022/2/13に実施したインターネット調査による

「もしも自分がお金に困ったら、何を売りますか？」という質問で最も多かった回答は、83票で「本・CD・ゲーム」だった。コメントでは「本やゲームは娯楽品のためなくても困らないから（20代女性）」などと必需品でないことを理由とするものや、「フリマサイトなどで売る場合、ゲームやDVDだと送料も安く抑えられる。衣類だと、ノーブランドだと売れないし、かさばるので送料も高くなる。（30代女性）」など、フリマアプリならではの送料事情も影響しているらしい。

以降は2位「衣類」59票、3位「ブランド品」55票、4位「貴金属・宝石」30票と続いた。衣類に関するコメントでは、「タンスに眠っているまだまだ着られる服が必要としている人に着て頂けたら嬉しいしこちらは整理が出来るのでまずは服を売りにだします（50代女性）」と、整理整頓の意味をかねて販売するという声が多かった。

また、ブランド品では「衣類や本を売ったことがありますが、一つ数十円から数百円で全くお金にならず、ブランド品の方が高く売れるから（40代女性）」と、困った時に売ればまとまったお金になるという理由も。貴金属では、「金だと確実にお金になるので売ります。近年は価格が上がり、買値より売値の方が上がる場合が多いので効率が良い（30代女性）」など、値崩れしにくく買値より高く売れることもあるという堅実な理由が散見された。

以上、様々な意見を見てきたが、売るものはどれくらいお金が困っているかの状況によっても変わってきそう。手放す際の価値を考えるのも賢い買い物の仕方なのかもしれないので、物を購入する際には、一呼吸置いて考えてみるようにされてはいかがだろうか。

出典元：買取専門店uriel（ウリエル）は→こちら