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読者のみなさんは、寿司がおいしい都道府県といわれて何県を思い浮かべるだろう。北は北海道から南は九州エリアまで、日本各地でおいしい寿司が食べられるのも海に囲まれた日本の魅力だろう。今回は、「ねとらぼ調査隊」が実施したアンケート調査をもとに、「寿司がおいしい都道府県ランキング」で上位に選ばれた都道府県を紹介する。

3位には複数の海に面した北海道がランクイン

3位に選ばれた北海道。といえば「鮭といくらの親子丼」。普通は鳥を連想してしまうが、、、

まずは10位から4位まで。10位「大分県」、9位「福井県」、8位「青森県」、7位「福岡県」、6位「宮城県」、５位「静岡県」、４位「新潟県」という並びに。九州エリアや東北地方、福井や新潟など日本海に面する県が多くランクインした。海の幸はもちろん、日本屈指の米の生産量を誇る新潟県は、海鮮だけでなくシャリのおいしさも好評だ。そんな新潟県を抑えて上位に選ばれた県はどこなのだろう。さっそく寿司がおいしい都道府県ランキングトップ3を発表する。

3位には、47都道府県で最大の面積を誇る北海道が選ばれた。日本海、オホーツク海、太平洋など四方八方を海に囲まれており、栄養分が豊かな海で育った魚介は格別。ミシュランで星を獲得するほどの高級寿司から、リーズナブルな回転寿司まで、どの価格帯でも満足できるおいしさだ。特に北海道エリアを中心に展開する回転寿司チェーン「トリトン寿司」は手ごろな価格帯で北海道の海の幸が堪能できるとあって、地元の人も太鼓判を押すほどの人気。

2位・1位はどちらも日本海の県

富山名物のます寿司。桜鱒を発酵させずに酢で味つけした押し寿司が有名

（画像は「写真AC」より引用）

2位にランクインしたのは、日本海に面し脂ののった魚が獲れる石川県。のどぐろ、寒ブリ、ズワイガニなど、高級魚介が水揚げされることでも有名だ。北陸新幹線が開業してから観光客でにぎわいを見せる金沢市内には、職人が目利きした本格的な魚介が楽しめる寿司屋が多く点在している。激戦区なだけあってネタのクオリティもハイレベル。寿司目的で観光に訪れる人もいるほどだという。

そして1位には、21.5％と圧倒的な支持率を誇り、5人に1人が投票した富山県が輝く結果となった。「天然の生け簀」とも呼ばれる富山湾には、約500種類ともいわれるほど豊富な魚が生息。富山湾の魚介がおいしい理由は、標高3,000m級の立山連峰から流れてき水が森の成分や酸素を魚に送り届けているから。また魚のエサとなるプランクトンも豊富なため、良好な環境で育った魚が味わえる。ネットでは「北陸の寿司がおいしいのは職人の腕もいいから」「富山は米もそれを炊く水も美味いからシャリがおいしい」など、ネタだけでなく職人の腕や使用する水の品質を評価する声も寄せられた。

以上、寿司がおいしい都道府県ランキングを紹介した。このランキングを見たネットユーザーからは「富山県も石川県も普通のそこら辺にあるリーズナブルな回転寿司で食べても美味しいです」と、1・2位を猛プッシュする声も聞こえてきている。ランキング上位の県へ旅行で訪れた際には、ぜひ寿司を堪能してみてはいかがだろう。

出典元：「寿司がおいしい都道府県」人気ランキングTOP10！　北海道、石川県を上回るダントツ1位は？【ねとらぼ調査隊】