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女優の深川麻衣と俳優の井浦新が4日、都内で行われた映画「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」公開記念舞台挨拶に、共演の松浦りょう、柳ゆり菜、原作者の大木亜希子、メガホンをとった穐山茉由監督とともに登壇。互いの“推しポイント”を発表する場面があった。

◆深川麻衣＆井浦新、互いの“推しポイント”発表

さらに、この日が“いい推しの日”であることにちなみ、お互いの推しポイントを発表する企画が行われ、深川は「じゃあアラポン」と井浦の名前と役名をもじって笑わせ、「井浦新さんは大学の先生みたいです」といい、「撮影の間に特にお芝居の話はそんなにしていなくて本番でやりとりだったんですけど、健康についての話とか、お米についての話とか、衣食住の話をいっぱい教えてもらいました。すごく知識の幅が広いです」と紹介。覚えている話はあるかと問われると「お米は酵素玄米について話したんですけど（笑）、あとはファスティングについてのおすすめのお店も教えていただいて、すぐにその場でポチりました」とにっこり。

続けて、井浦は深川の名前を挙げ「安希子がササポンの家を出ていくシーンで、僕は靴を履いている安希子の後ろでササポンとしてずっと見ていたんですね。撮影は扉を開けていく正面から安希子の顔を撮っているんですけど、その後ろにいるササポンから見る安希子の背中が、最初に出会った頃の安希子とは全然違う背中で、麻衣さんは安希子を物語っていて、本当は家から出る一歩が“第一歩”なんだけど、靴を履いて玄関の中の一歩が本当の“第一歩”だなと。ササポンだけしか見てない一歩を踏み出す瞬間を見られて、その一歩が力強かったりしました」と撮影エピソードを語り、「僕はその後ろ姿を勝手に撮影してしまったので、本人と事務所がOKだったらいつかSNSでみなさんに公開します」と約束して観客から拍手を浴びた。

◆井浦新、本作の魅力明かし場を和ませる

“元SDN48の大木の実話×元乃木坂46の深川が主演”というタッグが実現した本作。元アイドルで仕事なし、男なし、残高10万円という人生に詰んだどん底アラサーの主人公・安希子を深川が、ひょんなことから安希子とルームシェアすることになった赤の他人のおっさん・ササポンを井浦が演じる。

本作の魅力について井浦は「見てくださったみなさんそれぞれが感じたことがみんな同じではないと思うんですけど、何かを突きつけられる作品というよりも、見てくださった方に寄り添えるような作品なんじゃないかなと思います」と語り、「あとはポップコーンを食べながら見るのがとても似合う優しく緩やかな作品でもあるなと思います」とコメントして場を和ませた。（modelpress編集部）