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「第96回アカデミー賞授賞式」が日本時間11日、米カリフォルニア・ハリウッドのドルビーシアターで開催。授賞式を前に今年も豪華セレブリティがレッドカーペットに集結した。

◆マーゴット・ロビー、ピンク封印？ブラックドレスで登場

作品賞等にノミネートされている「バービー」の主演、マーゴット・ロビーは（Margot Robbie）はヴェルサーチのマーメイドドレスで登場。これまでマーゴットはレッドカーペットでも、バービーの衣装さながらのパステルカラーの衣装を披露していたが、一変、ブラックでソリッドなイメージに。

「バービー」は2023年世界的に爆発的なヒットを記録し、女性へのエンパワメント作品であるにも関わらず、監督賞や主演女優賞のノミネートを逃したことで議論にもなった。

◆エマ・ストーンはヴィトンの純白ドレス

「哀れなるものたち」で主演女優賞を受賞したエマ・ストーン（Emma Stone）は、腰元のドレープが印象的なルイ・ヴィトンのホワイトドレス。

春らしいパステルカラーや華やかなドレスももちろん多いものの、今年はモノトーンルックがトレンドの印象。

◆アリアナ・グランデが久々レッドカーペットに登場

ミュージカル映画「ウィキッド」で映画女優としての活躍が期待されるアリアナ・グランデ（Ariana Grande）は、4年ぶりにアワードのレッドカーペットに降臨。

アリアナの体よりも大きそうなバルーンスカートが印象的なピンクドレスはジャンバティスタヴァリのもの。ファンタジックなドレス姿は「ウィキッド」のグリンダ役を演じるアリアナにピッタリだと話題に。

◆ゼンデイヤは光沢ドレスでエレガントに

レッドカーペット上のファッション番長・ゼンデイヤ（Zendaya）はアルマーニプリヴェの光沢感のあるドレス。絶妙なピンクとブラックのコントラストや印象的な柄はゼンデイヤにしか着こなせないオシャレなエレガントさ。

◆ビリー・アイリッシュ、ガザでの停戦呼びかけ

「バービー」の挿入歌「What as I Made For?」で歌曲賞受賞をしたビリー・アイリッシュ（Billie Eilish）は、シャネルのクラシカルなスーツルックで登場。フリルブラウス、ストラップシューズに合わせたルーズなハイソックスなどトレンドのコケットコアを取り入れながら、フォーマルなスーツジャケットでビリーらしさをアピール。

胸元にはガザでの停戦を呼び掛ける「Ceasefire」の赤いバッジを付けていた。

◆俳優ら「Ceasefire」で停戦訴え

グラミー賞でも複数のアーティストが身に着けていた「Ceasefire」バッジは、アカデミー賞レッドカーペットでも胸元に刺している俳優らが増加。ビリーをはじめ、韓国系俳優のユージン・リー・ヤン（Eugene Lee Yang）、エイヴァ・デュヴァーネイ（Ava DuVernay）監督等も。

アラブ系のラミー・ユセフ（Ramy Youssef ）はインタビューでも「私たちはパレスチナの人々のための平和と永続的な正義を求めています」と訴えた。

◆日本から3作品がノミネート「第96回アカデミー賞授賞式」

世界最高峰の映画の祭典「アカデミー賞授賞式」。今年は日本から3作品がオスカー候補に挙がり、宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」が長編アニメ映画賞、山崎貴監督の「ゴジラ-1.0」が視覚効果賞、役所広司主演（独ヴィム・ヴェンダース監督）「PERFECT DAYS」が国際長編映画賞にノミネートされた。

なお授賞式の様子はWOWOWで生放送・ライブ配信された。（modelpress編集部）