韓進グループの職員や家政婦、運転手などに暴言・暴行をはたらくなど“パワハラ疑惑”をもたれている趙亮鎬(チョ・ヤンホ)韓進グループ会長の妻、李明姫(イ・ミョンヒ)一宇財団理事長が28日午前、警察に出頭した。
警察は李理事長を相手にこれまで提起された疑惑を確認する予定だ。
李理事長はこの日午前9時56分後ごろ、ソウル・鍾路区ソウル地方警察庁舎に被疑者調査を受けるために姿を現した。
李理事長は固い表情で終始頭を下げたまま、取材陣の質問に小さい声で短い答えのみを繰り返した。
まず職員などを常習的に暴行した事実があるのか、という質問に、李理事長は「物議を醸して申し訳ないと思う」と答えた。
はさみや植木鉢などを投げたことがあるのか、という質問に対しても「誠実に調査を受ける」、「申し訳ない」という答えを繰り返した。
被害者らを懐柔しようと試みた事実があるのか、という質問には「ない」と否認した後、心境を問われ、「被害者に申し訳なく思っている」と答えた。
李理事長は、職員に言うことはないか、という質問についても「皆さんに申し訳ない」と答えた。
「申し訳ない」、「調査に誠実に臨む」という答えを繰り返した後、調査を受けるため調査室へ入って行った。
【日時】2018年05月28日(月) 11:18
【提供】WoW!Korea