東北で激しい雨か…関東甲信も大気の状態不安定
読売新聞 / 2020年9月13日 21時19分
気象庁の13日午後の発表によると、東日本や北日本では14日にかけて、局地的に雷を伴った激しい雨が降り、大雨となるところがあるという。
14日午後6時までの24時間に予想される雨量は、多いところで、東北地方150ミリ、関東甲信地方120ミリ、北陸地方70ミリ。
同庁は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫への警戒・注意を呼びかけている。また、激しい突風や落雷への注意も必要という。
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同庁の関東甲信地方の気象情報によると、前線を伴った低気圧が日本海を北東に進んでおり、前線が東北地方や東日本にのびている。前線は関東甲信地方を南下し、14日には日本の南に停滞する見込み。これらの低気圧や前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、また前線が通過した後は上空約6000メートルに氷点下6度以下の寒気が入ることから関東甲信地方では大気の状態が非常に不安定となるという。
13日から14日にかけて予想される1時間降水量は、いずれも多いところで、関東地方北部が50ミリ、関東地方南部、甲信地方、伊豆諸島が各30ミリ。