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群馬 桐生の山火事 風の影響で完全に消えず 27日も消火活動へ

2021年2月26日 19時36分

25日、群馬県桐生市で起きた山火事は火の勢いがおさまってきていますが風の影響などで完全には消えておらず、消防は午後6時をめどに活動を休止し、27日の朝から再開することにしています。

25日午前、桐生市黒保根町の山林で発生した火災では、26日も消防や自衛隊などがヘリコプターも使って消火にあたっています。

消防によりますと火の勢いはおさまってきていますが午後から風が強くなったことなどから完全には消えておらず、夕方の時点でおよそ20ヘクタールが燃えたということです。

消防は午後6時をめどに活動を休止し、27日の朝から再開することにしています。

これまでに近くの住宅などに被害は出ていないということです。

一方、警察は近くに住む70代の男性が山の中で杉の葉を燃やしていた際に火が燃え移ったとみて調べています。
山火事の現場近くでは住宅の庭先に現場指揮本部が設置され、消防隊員や自衛隊員が無線で連絡をり取り合っていました。

ふもとからは煙は見えず、においもしませんが、自衛隊や他県の防災ヘリコプターが頻繁に行き交い上空からの消火にあたっていました。

近くに住む72歳の男性は「どうなかったかと思い見回りにきました。昨夜は、何度も起きて外を見て心配していました」と話していました。

また、67歳の男性は「元消防団なので山火事は何度も経験していますが大変だと思います。足利市の山火事のこともあるので心配しています」と話していました。

群馬の山林火災、鎮火 20ヘクタール焼失
共同通信社 2021/02/28 12:51
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　群馬県桐生市は28日、同市で25日に発生し、その後鎮圧状態になっていた山林火災が鎮火したと発表した。焼失面積は約20ヘクタールで、近くに住む男性（79）が両脚などにやけどを負った。

　千葉市の防災ヘリコプター1機、陸上自衛隊のヘリ2機と消防が消火活動し、28日午前11時10分ごろ、上空と地上から鎮火を確認した。

　群馬県警によると、25日午前、桐生市黒保根町上田沢の山中で、やけどを負った男性がドラム缶に杉の葉を入れて燃やしていたところ、下草に燃え移り、火が広がったとみられる。27日に鎮圧状態になっていた。