消防団員不足
防げ 自治体、対策さまざま 町の垣根越え連携/女性や学生参加 /鳥取
会員限定有料記事 毎日新聞2018年2月18日 地方版
行政
鳥取県
鳥取県若桜町内に多い木造建築を見ながら、消防団の重要性について話す谷川充弘団長=同町で、園部仁史撮影
県内で消防団員が不足している。県消防防災課によると、2017年の団員は4979人(4月1日時点)で、10年前と比べて213人減少。充足率は平均92・7%となり、全ての自治体で定数に達していない。団員不足をカバーしようと、各地でさまざまな取り組みが始まっている。【園部仁史】
総務省が公表している消防白書(17年版)によると、16年に全国で起きた火災のうち、覚知から放水開始までが5分以内の場合、平均焼損床面積は約46平方メートル。だが、15〜20分だと、被害は約145平方メートルに広がる。県消防防災課によると、消防団員の定数は人口や現在の団員数などから各自治体が独自に決めるが、高齢化などの影響で思うように人材を確保できないのが現状だ。
防げ 自治体、対策さまざま 町の垣根越え連携/女性や学生参加 /鳥取
会員限定有料記事 毎日新聞2018年2月18日 地方版
行政
鳥取県
鳥取県若桜町内に多い木造建築を見ながら、消防団の重要性について話す谷川充弘団長=同町で、園部仁史撮影
県内で消防団員が不足している。県消防防災課によると、2017年の団員は4979人(4月1日時点)で、10年前と比べて213人減少。充足率は平均92・7%となり、全ての自治体で定数に達していない。団員不足をカバーしようと、各地でさまざまな取り組みが始まっている。【園部仁史】
総務省が公表している消防白書(17年版)によると、16年に全国で起きた火災のうち、覚知から放水開始までが5分以内の場合、平均焼損床面積は約46平方メートル。だが、15〜20分だと、被害は約145平方メートルに広がる。県消防防災課によると、消防団員の定数は人口や現在の団員数などから各自治体が独自に決めるが、高齢化などの影響で思うように人材を確保できないのが現状だ。