自民、10日にカジノ法案の審議を強行 石井国交相も出席
[匿名さん]
女性の収入一部をバック
「若い男の子が客らしき女性を連れて出入りする姿を見た。一緒にいた女性は、派手めではなく、ごく普通の感じ」。バーが入るビル近くの飲食店で働く女性(30)は振り返る。
被害女性らが紹介先の性風俗店で得た収入のうち15%程度がグループにバックされる仕組みだった。グループは少なくとも延べ262人の女性を紹介し、29年6月からの約1年3カ月で約7300万円を得ていたとみられる。女性たちは、グループに現金がバックされていることは知らなかったという。
グループは岸井容疑者の下にリーダー格の学生が付き、その下に数人のスカウト役を置いて組織的に活動していた。さらに効率的に女性を斡旋するため、数種類のマニュアルを作成。
「会ってから3日以内に電話をする」「オーバーリアクションで話す」など、女性を引きつけるためのこつが記載されていた。バーでの働き方では「灰皿をこまめに変える」など、細かな点まで記載されていたという。
マニュアルのなかには、女性の容姿や性格、勤務できる日数によってソープランドやデリバリーヘルス(無店舗型風俗)など、どの種類の風俗店を紹介するかを決めるための想定問答集もあったという。
借金を負った女性が性風俗店で働かされるケースは全国でもみられるが、今回狙われたのは、学生たち。
捜査関係者は「1人暮らしの学生なら親の反対に遭いにくいし、時間的余裕もある。そこが狙われたのでは」と指摘。「自分たちの稼ぎのために女子学生の将来を台無しにする卑劣な犯行だ」と語気を強めた。
府警はメンバーが得た金の流れなど、全容解明を進めている。
[匿名さん]