インバウンドの恩恵を大いに受け、外国人観光客が一皿8個入り600円のたこ焼きを求めて大行列をなし、ここ数年で宮本茶屋の売り上げは激増したというわけだ。
大阪城近郊にある、別のたこ焼き店店主もこう明かす。
「ウチの店もここ2、3年、外国人のお客さんがぎょうさん増えて、日本人客より多くなったわ。ただウチの場合、お好み焼きの方が人気があるかな。宮本サンとこは、たこ焼き以外にも、焼きそばやお好み焼き、ラーメン、ソフトクリーム、かき氷とかいろいろやっとるから、外国人にとっては珍しいんとちゃうかな」
原価が安いぶん、うまみも大きい。
「一般的に食堂やレストランの原価率は、平均すると約40%といわれますが、たこ焼きは約30%です。また宮本茶屋が扱うような“屋台系”の食べ物は、総じて原価率が低いものばかりです」(飲食業界関係者)
72歳の女経営者は、「急激に売り上げが上がり、申告が漏れてしまった。今後は税理士を付け、適正に処理する」などと釈明しているようだが、一皿600円なら、単純に22万皿分を脱税した計算になる。うっかりでは済まされないが、まさか国税に目を付けられているとは思ってもいなかったのだろう。
日刊ゲンダイDIGITAL
大阪城近郊にある、別のたこ焼き店店主もこう明かす。
「ウチの店もここ2、3年、外国人のお客さんがぎょうさん増えて、日本人客より多くなったわ。ただウチの場合、お好み焼きの方が人気があるかな。宮本サンとこは、たこ焼き以外にも、焼きそばやお好み焼き、ラーメン、ソフトクリーム、かき氷とかいろいろやっとるから、外国人にとっては珍しいんとちゃうかな」
原価が安いぶん、うまみも大きい。
「一般的に食堂やレストランの原価率は、平均すると約40%といわれますが、たこ焼きは約30%です。また宮本茶屋が扱うような“屋台系”の食べ物は、総じて原価率が低いものばかりです」(飲食業界関係者)
72歳の女経営者は、「急激に売り上げが上がり、申告が漏れてしまった。今後は税理士を付け、適正に処理する」などと釈明しているようだが、一皿600円なら、単純に22万皿分を脱税した計算になる。うっかりでは済まされないが、まさか国税に目を付けられているとは思ってもいなかったのだろう。
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