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20代に多い!淋病(淋菌感染症)
淋病は男性の患者数が多く、かつては性感染症の中でもクラミジアに次いで感染者数が多かった性感染症です。
全体で見ると10代後半から30代の性活動が盛んな年代に多く、男女ともに多く見られる性感染症です。
淋病の原因と特徴
淋菌は粘膜を介して感染するため、人から人へ性的接触によって感染が拡大しやすい病気です。
不特定対数におよぶ性行為や、コンドームを使用せずに行う、オーラルセックスによって感染が広がるのも淋菌感染症の特徴です。
スーパー淋菌の特徴(抗菌薬への耐性を持っている淋菌)
特に問題とされているのが抗菌薬への耐性を持った耐性淋菌の存在です。
耐性化が進んでいくと、効果的な抗菌薬が減っていき次第に治療が困難になってしまう。
淋病の感染経路
淋感染を引き起こす部位は咽頭、直腸、尿、陰部分泌物、膿などと特定できます。
性行為での感染
性行為には性器同士の接触やオーラルセックス、アナルセックスも含まれ、
現在淋菌の感染者数が増えているのは「性風俗店」でのオーラルセックス(フェラチオ)が原因ではないかと考えられています。
性器へ感染した時の症状(女性の場合)
おりものが緑黄色になる
不正出血
外陰部の腫れや痒み
自覚症状なく淋病に感染している女性が複数のセックスパートナーと性行為をして感染拡大してしまう事もあります。
性器へ感染した時の症状(男性の場合)
尿道から黄白色の粘り気がある膿が大量にでる
尿道のかゆみや不快感
歩行困難な程の激痛に襲われるケースも
咽喉へ感染した時の症状
喉の痛み
喉の腫れ
発熱
喉に感染した場合は症状として現れにくく、症状が出たとしても風邪と勘違いしたまま感染を広げてしまうケースがあります。
直腸へ感染した時の症状
肛門のかゆみや不快感
激しい腹痛
下痢や血便