高校野球県大会 神村学園が優勝で甲子園出場切符
07月29日 16時52分
新型コロナウイルスの影響で春の選抜の後に行われる事となった夏の全国高校野球に代わる鹿児島県独自の大会の決勝が29日に行われ、去年、夏の甲子園に出場した神村学園が国分中央に12対2で勝ち、優勝し2年連続6度目の甲子園出場を決めました。
夏の全国高校野球に代わる秋の甲子園となる機会として、鹿児島県高校野球連盟が独自に開いた「2020鹿児島県夏季高等学校野球大会」の決勝が、鹿児島市の平和リース球場で29日行われ、国分中央高校と神村学園高校が対戦しました。
試合では2回、神村学園が1番田中大陸のタームリースリーベースで2点を先取しましたが、3回、国分中央が3番吉松と4番庄村の連続タイムリーで同点に追いつきました。
しかし、その直後、神村学園は3番桑原のソロホームランや8番井上のタイムリーなどで4点を追加し、その後も着実に得点を重ね、結局、去年、夏の甲子園に出場した神村学園が12対2で国分中央に勝ち、優勝と2年連続6回目の甲子園出場を決めました。
観戦した3年生の保護者は「夏の高校野球の延期が決まった時、息子はやる気を維持するのが難しかったと話していましたが、最後までよく頑張りました」と涙ぐみながら話していました。
神村学園の古川朋樹主将は「3年生全員で優勝を目指していたので、結果が出せて良かったです。全国大会でも実力を発揮します」と話していました。