🔈 街で話題

自分はこないだ人の首を切り落とす夢を見た。
顔はうつ伏せになっていて見えない。特に恨みはない。
戦争か宗教か、斬首する決まりになっていて、恨みはないけれどもしないといけないと言われ、しなければお前を斬首しなければならない。そのかわり斬首したら生活の心配がなくなるほどの大金を報酬として与える。迷うことではないはずだ。とか言われ、
一瞬で終わるし、終わったあと忘れてしまえばいいとか考え、
一思いに力いっぱい、ナタのようなものを振り下ろした。予想外に柔らかいような濡れたような重い手応えがあって、ああ、斬ったんだなと思った。
やってしまった。人の命を犠牲にして、自分が助かろうとした。なんてひどいやつだ。最悪だ。などと考えていたら目が覚めた。人を殺してなかった。

ネットで、夢占いを見てみると、まさかこんなひどい項目はないだろうと思いつつ探したらあった。他人の首を切り落とす夢。・・・吉兆だった。大金が入るなど、いいことがある予兆だという。

その後、仕事に出かけ、帰りにＡＴＭでぎりぎりの生活費を引き出そうとしたら、なんと、給料が振り込まれていた。給料は今日だったか。大金が入った。斬首の報酬？いやいや、仕事の報酬だから。

死んだ親父の葬儀の夢で目が覚めた、

　特急列車か何かに乗っていた。前後の座席の間にはカーテンのようなもので仕切ってあってどんな人がいるかは見えない。普通の列車では前の座席の背にある目の前のポケットが、目の前のカーテンについていた。そのポケットに、忘れ物らしきものがあった。雑誌か本か新聞か、何か文字が書いてあるものだった。どういうわけか、それが前の座席に座っている人の忘れ物で、大事なものだから教えてあげるべきだと思った。そこで、カーテン越しに、顔の見えない相手に話しかけた。なぜか、話しかけた言葉は、「腹の脂肪が出てますよ。忘れてませんか」というような内容になった。すると、前のカーテン越しに、怒った主婦の声が聞こえた。「まあ、なんていうことを言うんですか。失礼な。あなたはなんなんですか！？」主婦は子供づれだったらしく、小、中学生の女の子の３，４人の声が聞こえた。主婦の怒りに同調しているようだった。そこで自分は、自分の言ったせりふがおかしいことに気付いた。さらに、座席の背の側のポケットに入った忘れ物が、前の座席に座っている人のものだと思う論理もおかしいことに気付いた。そこでとっさに、「すいません。間違えました。人違いでした」と言った。すると、主婦はますます怒り狂ったようにいろいろ言い始めた。さらに女の子達の「かっこわる〜」という意地悪な感じの合唱が始まった。「かっこわる〜、かっこわる〜、かっこわる〜……」大騒ぎになったので、他の客の視線を感じ、また、車掌とか、鉄道警察とかがかけつけたらどうしようという不安も感じた。そして何よりも、余計なことを言った自分のバカさ加減が恥ずかしく、そして、主婦が一方的に悪い方にとって怒ってしまったことも悔しかった。一応、最初は善意の気持ちからだったので。悪夢のようだった。そこで目が覚めた。本当に悪夢で良かった。