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現職の市議会議員が、複数の小学生にわいせつ行為を繰り返し、逮捕・起訴された事件。きょう、判決が言い渡されました。

井上被告のSNS
「こどもたちに夢と希望を！」

こう訴えていた大阪狭山市の元市議・井上健太郎被告（55）。子どものリーダーシップ養成を目的とした宿泊イベント「けんちゃんキャンプ」を開いていました。そこで行われていたのは…

被害にあった女子児童
「あれ、気持ち悪かったよね」
「私もやねん」

井上被告は、小学生の女の子4人（当時10～11）の体を触るなど、わいせつな行為を繰り返していたとして、強制わいせつの罪に問われています。

本格的にアウトドアやスポーツを体験できるイベントを毎月のように開催し、“アウトドアのおっちゃん”として知られていた井上被告。犯行後も被害者らの自宅を訪れ、イベントの年間スケジュールなどを渡していたといいます。

被害にあった女の子の母親は…

被害にあった女子児童の母親
「まったく申し訳なさそうな顔もしていなかった。キャンプに行ったら、わいせつ行為をするという日常でしかなかったと思わざるを得ない」

検察側は「強制わいせつ事案の中でも最も悪質」として、懲役7年を求刑。大阪地裁堺支部は、きょうの判決で懲役6年の実刑判決を言い渡しました。

【日時】2023年10月30日 17:08
【ソース】TBS News