🚃 鉄道・電車

高岡駅前電停、2度目の仮移設…2月3日から

　ＪＲ高岡駅北口の駅ビルが２年半の改築工事を終え２９日、オープンした。記念式典や多彩なイベントに大勢の市民がつめかけ、「旧駅舎の完成時以来の人出」（高岡ステーションビル）で終日にぎわった。

　駅ビルは１階が、延伸した路面電車・万葉線の発着場やバスなどの待合室がある「交通広場」。

　高岡市の万葉線米島車庫に１日、架線のない区間も走行可能な鉄道総研のハイブリッド電車「ハイ！トラム」が搬入された。２１日から実走試験が予定され、高橋正樹市長は「北陸新幹線の二次交通など様々な可能性を論議するきっかけになれば」と期待した。

　「ハイ！トラム」は、車両の前後に大型のリチウムイオン電池を搭載。実走試験では、充電状況の調査や省エネルギー化推進、公共交通への啓発などを図る計画だ。電池走行区間は、信号機制御など架線が必要な区間を除いて選定する。

　同社と市などの実走事業実行委員会は、２２日から８月１３日まで一般市民対象の試乗会を計画、７月１日から参加者の募集を始めた。全走行区間を４区間に分け、各２０人ずつ申し込みを受け付ける。１０日締め切り。

レール交換工事に伴い一部区間をバス代行

高岡駅〜越ノ潟間12.9kmの高岡軌道線・新湊港線（万葉線）を運営する万葉線会社はこのほど、新湊港線新町口駅（富山県射水市）付近のレール交換工事に伴い、射水市新湊庁舎前〜中新湊間でバス代行を行うと発表した。

このレール交換工事は安全性の向上を図るために行われるもので、実施日は9月1・4・8・24・29日。いずれも10時から終日実施される。代行バスは電車の通常ダイヤに合わせて運行される。

ハイトラムってかっこ悪い

高岡駅（富山県高岡市）〜越ノ潟（射水市）間12.9kmの高岡軌道線・新湊港線を運営する万葉線は3月14日、ダイヤ改正を実施する。

今回の改正では、米島口5時46分発〜高岡駅6時09分着の電車が、米島口5時31分発〜高岡駅5時50分着に繰り上げられる。また、中新湊5時58分発の高岡駅到着時刻も4分繰り上げられて6時35分に変更される。

現在の米島口5時46分発は、高岡駅で越後湯沢行き特急『はくたか1号』（6時32分発）などに接続している。北陸新幹線が延伸開業する3月14日以降は、あいの風とやま鉄道線やJR城端線を介して富山6時19分発の東京行き『かがやき500号』や、新高岡6時25分発の東京行き『はくたか552号』などに接続するようになる。

万葉線 親子社会見学会
車庫見学（イメージ）
車庫見学（イメージ）

万葉線は、親子社会見学会を開催。万葉線車庫と、中越パルプ工業の工場を見学。開催日時は、2016年8月23日（火）13:00〜16:00（予定）。参加費は、大人2,000円、小人1,000円。万葉線車庫では、ミニアイトラムの体験運転、枕木打ち体験、電車清掃などを実施。募集人数は、10家族（大人1人につき、小人2人まで）。子どもは小学4年生以上。事前申し込みが必要。申込はEメールにて。締切日は、8月12日（金）。応募者多数の場合は抽選。

「ボージョレ」乾杯　ワイン電車運行スタ−ト

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富山・射水で路面電車が脱線 暑さでレールゆがんだか

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2018年7月22日 12時14分

ライブドアニュース速報
21日、富山県射水市の路面電車、万葉線の駅で電車の先頭車両が脱線した。乗客3人と乗務員1人が乗っていたが、けがはなかった。運行会社は、暑さでレールがゆがんだことが原因の可能性もあるとみて調べている。NHKニュースが報じた。

・路面電車が脱線 暑さでレールゆがんだか 富山 射水（NHKニュース）

事故の影響で、米島口〜新吉久電停間の運転を見合わせています。なお、バス代行輸送を行っています。（1月30日 15時10分掲載）

万葉線は、「レトロ電車」（7073号車）のレトロ塗装での運転を終了。最終運転日は、2020年4月5日（日）。

万葉線株式会社はあす2020（令和2）年7月14日（火）〜2021（令和3）年3月31日（水）にかけて、1,000部限定で記念乗車券を発売する。

万葉線ドラえもんトラムの累計乗車人員が7月5日（日）に100万人に達したことから、記念事業として実施。記念乗車券は飛ぶ出す絵本タイプの万葉線1日フリーきっぷで、本きっぷを提示することで「高岡市 藤子・ F ・不二雄　ふるさとギャラリー」が団体料金で観覧できる特典が付く。

発売箇所は万葉線株式会社（米島口）、万葉線車内。通信販売も受け付ける。また7月14日から1ヶ月ほど、ドラえもんトラム車内の手すり付近に記念ガーランドを設置。高岡駅万葉線のりば、志貴野中学校前電停、万葉線本社前等などに記念のぼりを設置する。

「天災級」感染対策徹底で回復を　高岡、射水市を結ぶ路面電車「万葉線」の昨年度の乗客数は前年より33万1339人少ない80万4244人となり、2002年4月に第三セクターとして開業以来、最少に落ち込んだ。新型コロナウイルスの感染拡大による休校や外出自粛が響いた。4日、高岡市役所で行われた決算会見で水上哲（さとし）専務は「天災級の影響だった。感染対策を徹底して回復を図りたい」と述べた。

　乗客数が100万人を割るのも初めて。前年比の減少率は29・2％となった。内訳は定期外（現金・回数券利用）が前年比35・5％減の43万288人、通勤・通学の定期利用者は20・2％減の37万3956人だった。「ビール電車」などの自主企画の実施を見送ったことや、沿線地域の祭りなどイベントの中止が続いたことも利用減につながった。

　万葉線は路面電車の全車両に長期的な抗ウイルス作用があるとされる「光触媒」の加工を施しており、今後、県内の感染状況を確認しながら、アクリル板も併用してビール電車などを再開する。水上専務は4月の乗客数がコロナ感染拡大前の19年4月と比べて2割減の水準まで戻っているとし、「100万人復活に向け、利便性の高いダイヤの改正も検討したい」と話した。

　万葉線の乗客数は加越能鉄道から第三セクターの万葉線株式会社が運行を引き継いだ02年度以降、新型電車の導入効果などにより右肩上がりで推移し、ピーク時の14年度は125万3912人を記録。ただ、15年3月の北陸新幹線開業に伴うJRの経営分離で高岡駅に在来線の特急が停車しなくなったことなどを背景に、近年は減少傾向にある。

　　決算は最終赤字に　万葉線の20年度決算は乗客数の落ち込みに伴い、17年度以来の最終赤字となった。新型コロナ関連の運行支援で高岡、射水市などからの補助金が5千万円増えたものの、黒字を確保できなかった。営業収益は前年比25・5％減の1億5632万円、営業損失は1億1892万円に拡大、純損益は77万円の黒字から466万円の赤字になった。