>>36
プロ野球に 日米問わずこういうルールあるの知ってる?
規定打席に満たなくても評価されるよ
打者が規定打席に満たない場合でも、その不足分を打数に加算して(すなわち、規定打席に足りない分をすべて凡打であったとみなして)打率を算出し、なお最高打率となった場合、その打者がリーグの首位打者となる。(公認野球規則9.22(a))[3]
つまり、『 安打数÷(打数+不足打席数)』の式で算出した打率が、規定打席到達者の打率1位を上回れば、規定打席未満でも首位打者と認定される。
なお、このとき残る記録は不足打席数を加えないときの打率である。
メジャーリーグでは、1996年に規定打席に4打席不足していたトニー・グウィン(サンディエゴ・パドレス)がこの制度によりナショナル・リーグ首位打者になっている。2012年には、1打席不足のメルキー・カブレラ(サンフランシスコ・ジャイアンツ)がこの規定に基づきナ・リーグ首位打者になるはずだったが、規定打席不足の原因はドーピング検査の陽性反応で出場停止処分を科されたことによるものであり、本人が首位打者を辞退したため、規定打席到達者で最高打率だったバスター・ポージーが首位打者となった。
※ちなみに日本で規定打席不足で首位打者と認められた例
イースタン・リーグ
1972年 - 長井繁夫(ヤクルトアトムズ)
2011年 - 銀次(東北楽天ゴールデンイーグルス)
2016年 - 井上晴哉(千葉ロッテマリーンズ)
2018年 - 石川慎吾(読売ジャイアンツ)
ウエスタン・リーグ
1970年 - 坪井新三郎(中日ドラゴンズ)
1986年 - 吉川弘幸(阪神タイガース)
1997年 - ジェームス・ボニチ(オリックス・ブルーウェーブ)
2002年 - 川﨑宗則(福岡ダイエーホークス)
2006年 - 狩野恵輔(阪神タイガース)
2008年 - 新井良太(中日ドラゴンズ)