飛行士の月面着陸の時期を巡っては、トランプ前政権が19年3月に当初予定の28年から、24年に前倒しすると表明。バイデン政権発足後の今年5月に長官に就任したネルソン氏は、この変更は「実現性の根拠がなかった」と批判した。
米国の方針について、アルテミス計画に参加する日本は、「日本側のスケジュールへの影響は今のところない」(文部科学省幹部)と冷静に受け止めている。
日本は、月の上空を回る新たな宇宙基地「ゲートウェイ」への物資輸送や、将来の日本人宇宙飛行士による月面着陸を目指している。小林科学技術相は10日、閣議後の記者会見で「米国の動向を注視するが、日本の協力をしっかり進めることに変更はない」と話した。
米国の方針について、アルテミス計画に参加する日本は、「日本側のスケジュールへの影響は今のところない」(文部科学省幹部)と冷静に受け止めている。
日本は、月の上空を回る新たな宇宙基地「ゲートウェイ」への物資輸送や、将来の日本人宇宙飛行士による月面着陸を目指している。小林科学技術相は10日、閣議後の記者会見で「米国の動向を注視するが、日本の協力をしっかり進めることに変更はない」と話した。