【1998年夏 横浜VS明徳義塾】
横浜の松坂大輔は前日のPL学園戦で延長17回205球を投げ、この日はベンチスタート。
試合は8回表を終わって6—0で明徳義塾が大きくリード。横浜もこれまでかと思われたが、8回裏の横浜の攻撃中に松坂がブルペンで投球練習を始めると、球場全体に異様などよめきと大歓声が響き渡った。この回に横浜は2点を返し6—2となり、9回表の明徳義塾の攻撃を迎える。
ここで松坂大輔がマウンドに上がり、球場全体に響き渡る歓声は最高潮に達した。
松坂は9回表の明徳義塾を0点に押さえ、いよいよ9回裏の横浜の最後の攻撃を迎える。
9回裏の横浜は明徳義塾のエース寺本四郎を攻め立て、一気に5点を奪いサヨナラ勝ち。
たまたまこの日に甲子園へ行った俺は、こんなすごい試合を生で見ることができて幸せ者だぁ