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だれ！

佐世保市の鹿町工野球部 不適切な指導で監督に「謹慎処分」
07月20日　20時40分

佐世保市の鹿町工業高校野球部の監督が、退部の意思を示していた１年生の部員に対し繰り返して厳しく叱責し、不登校の状態にしたうえ、転校させたとして、日本学生野球協会は、この監督を３か月間の謹慎処分としました。
夏の高校野球長崎大会に出場中の野球部の指揮は、代わりに部長が執るということです。

謹慎処分となったのは、佐世保市の鹿町工業高校野球部の監督を務める４０代の男性教諭です。

日本学生野球協会によりますと、この監督は、ことし５月、自身への報告なしに退部をしようとしていた１年生の部員を呼び出し、繰り返し厳しく叱責したということです。

部員は数日後に不登校となり、その後、別の学校に転校したということです。

日本学生野球協会は、不適切な指導だったとして、この監督を、今月１日から９月３０日までの３か月間の謹慎処分としました。

鹿町工業高校は現在、夏の高校野球長崎大会に出場中で、高校などによりますと、謹慎中の監督に代わって、野球部の部長が指揮を執るということです。

処分について、鹿町工業高校の西村知巳教頭は、ＮＨＫの取材に対し「生徒に精神的なダメージを与え、転校に至ってしまったことは申し訳なく思う。二度とこのようなことが起こらないよう、不祥事の根絶を含めて、教職員の間で法令順守の徹底を図っていきたい」と話しています。