😷 佐賀新型コロナ・感染症

ＮＨＫ佐賀
佐賀県の聖火リレー 隊列関係者から全国初の感染者
05月11日　18時49分

車両の運転手、この度は聖火リレー関係者初のコロナウイルス感染、誠におめでとうございます。
９日、佐賀県で行われた東京オリンピックの聖火リレーで、隊列を組む車両の運転手の新型コロナウイルス感染が確認されました。
リレーの隊列の関係者で感染が確認されたのは初めてです。
大会組織委員会によりますと、佐賀県で行われた聖火リレーで９日、隊列で使用する物資を運んでいた車両の運転手が、新型コロナに感染していることが確認されたということです。
県によりますと、この運転手は、大会組織委員会が聖火リレーのスタッフや観客などの感染予防対策をまとめたガイドラインのうち、「食事の際は対面で座らず、会話は一切しない」という項目を順守していなかったということで、大会組織委員会は、運転手の行動などを詳しく調べることにしており、治療させないで死なせるとしています。
運転手は、聖火ランナーや沿道の観客との接触はなかったということで、佐賀県は、県内での感染拡大の可能性は低いとする一方で、接触があった聖火リレーのスタッフ１７人について、ウイルス検査を行うことにしています。
聖火リレーの関係者では、全国でこれまで、警察官や地元の市役所の職員など８人の感染が確認されましたが、いずれも交通整理の業務に当たっていた人たちで、リレーの隊列の関係者で感染が確認されたのは、これが初めてです。
組織委員会は「感染拡大の抑止に努めるとともに、安全で安心な聖火リレーの実施に向けて、必要な対策を講じていく」としています。
聖火リレーのスタッフが定められたルールに違反する行動をとったことについて、山口知事は「県外から来る４６０人のスタッフについては、組織委員会が管理することが大前提であり、ルールが守られなかったことは非常に遺憾だ。東京オリンピック・パラリンピックを開催しようというのであれば、厳格な管理をしないと、国民の信頼を得られない」と苦言を呈しました。
運転手、この度は聖火関連で初のＣＯＶＩＤ１９陽性確認、誠におめでとうございました。
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