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＜世界選手権個人の部（世界卓球2021）ヒューストン大会　日時：11月23日～29日　場所：アメリカ・ヒューストン＞25日、世界選手権は3日目を迎え、女子シングルス3回戦では日本勢対決が実現。

伊藤美誠（スターツ）が芝田沙季（ミキハウス）をゲームカウント4-3の熱戦を制し、ベスト16入りを決めた。

伊藤美誠vs芝田沙季大会2日目の2回戦をストレートで勝ち上がった伊藤と、大会初日の1回戦から勝ち上がってきた芝田の対戦となった。

芝田は大会2日目、ブリット・エーラント（オランダ）とのフルゲームの熱戦を制している。

試合は、第1ゲームは伊藤が圧倒。

サービスエースを連発し、11-6で先取した。

一方の芝田は、第2ゲーム、サービスのフォルトを取られ、続くサービスもミスと流れを失ったかに思えたが、伊藤のサービスミスから息を吹き返し、11-9と取り返した。

第3ゲームも芝田が得意のフォアで動き回りラリーで得点。

11-6と2ゲームを連取した。

第4ゲームも4-1と芝田がリードするもここで芝田がサービスミス。

ここからガラリと流れが変わり、伊藤が連続得点で11-6と取り返した。

芝田のサービスとフォアは威力満点で、しっかり振り切られるとさすがの伊藤も手を焼く。

ただ、試合巧者の伊藤は上手く芝田を崩しながら細かいプレーで得点を重ね、フルゲームにもつれた熱戦は伊藤に軍配が上がった。

芝田は敗れはしたものの、その実力を存分に示す好ゲームを展開した。

女子シングルス3回戦〇伊藤美誠（スターツ） 4-3 芝田沙季（ミキハウス）11-6/9-11/6-11/11-6/11-8/2-11/11-6文：ラリーズ編集部