写真:ジャパンOPでの張本智和(左・木下グループ)、伊藤美誠(スターツ)/提供:ITTFWorld<T2ダイヤモンド 2019年7月18日〜7月21日>24日、T2ダイヤモンドの第1回大会に出場する男女16名ずつの選手が決定した。
T2ダイヤモンドとは、2017年に開催されたT2アジア太平洋リーグ(T2APAC)のシーズン2として行われる大会で、2019年は、第1回が7月18日〜21日(マレーシア)、第2回が9月26日〜29日(中国)、第3回が11月21日〜24日(シンガポール)と3大会が実施される。
7月の第1回大会には、中国オープン後のワールドツアースタンディング(2019年のワールドツアーでの成績をポイント化したもの)上位15人と開催地推薦枠1人が出場できることとなっていた。
男子では、上位15名に入っていたティモ・ボル(6月世界ランキング6位・ドイツ)が開催地推薦枠での出場となった。
そのため、ワールドツアースタンディング15位で並んでいた丹羽孝希(同13位・スヴェンソン)、ドミトリ・オフチャロフ(同12位・ドイツ)の両者の出場が決定。
また、女子では上位15名に入っていた中国の陳幸同(同19位)、王藝迪(同46位)、何卓佳(同21位)が出場せず、代わりにソフィア・ポルカノバ(同22位・オーストリア)、石川佳純(同6位・全農)、加藤美優(同20位・日本ペイントホールディグス)が出場することとなった。
開催地推薦枠には、ベルナデッテ・スッチ(同16位・ルーマニア)が選ばれた。
T2ダイヤモンドは、出場した全選手に世界ランキングのポイントが与えられるため、2020年の東京五輪の出場枠争いに非常に重要な意味を持つ。
出場する選手は以下の通り。
男子出場選手馬龍(同5位・中国)林高遠(同2位・中国)許昕(同3位・中国)張本智和(同4位・木下グループ)マティアス・ファルク(同9位・スウェーデン)梁靖崑(同7位・中国)樊振東(同1位・中国)水谷隼(同14位・木下グループ)黄鎮廷(同17位・中国香港)林昀儒(同20位・チャイニーズタイペイ)王楚欽(同107位・中国)パトリック・フランチスカ(同16位・ドイツ)ヒューゴ・カルデラノ(同8位・ブラジル)丹羽孝希(同13位・スヴェンソン)ドミトリ・オフチャロフ(同12位・ドイツ)ティモ・ボル(同6位・ドイツ)女子出場選手王曼昱(同5位・中国)陳夢(同1位・中国)劉詩文(同2位・中国)朱雨玲(同4位・中国)丁寧(同3位・中国)伊藤美誠(同7位・スターツ)孫穎莎(同18位・中国)馮天薇(同12位・シンガポール)鄭怡静(同8位・チャイニーズタイペイ)平野美宇(同9位・日本生命)陳思羽(同24位・チャイニーズタイペイ)杜凱?(同11位・中国香港)ソフィア・ポルカノバ(同22位・オーストリア)石川佳純(同6位・全農)加藤美優(同20位・日本ペイントホールディグス)ベルナデッテ・スッチ(同16位・ルーマニア)T2ダイヤモンドのルール2017年のT2APECでは、日本から水谷隼・張本智和・木原美悠・早田ひなが参戦。
1試合24分の時間制限などの独自ルールや革新的なカメラワークで「卓球の魅せ方」を追求したリーグとなっていた。
今回のT2ダイヤモンドも、独自のルールで行われる。
主なルールは以下の通り。
・7ゲームスマッチの4ゲーム先取・10対10になっても2点差がつくまでは行わず、11点を先に取った方がそのゲームを取る・試合時間が24分を越えた場合、それ以降のゲームは5点先取となり、どちらかが4ゲームを先取するまで行う通常の試合とは異なり、時間制限や5点先取のゲームなど試合時間を意識したルールが制定されており、選手たちはこれらの独自ルールにも対応する必要がある。
文:ラリーズ編集部
【日時】2019年06月25日(火)
【提供】Rallys