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＜東京五輪卓球競技　7月24日～8月6日　場所：東京体育館＞24日、東京五輪の卓球競技は初日を迎え、混合ダブルスの1回戦と男女シングルスの予選と1回戦が行われた。

日本からは水谷隼（木下グループ）と伊藤美誠（スターツ）が混合ダブルスの初戦に登場した。

■日本代表　まずは混合複で好発進
混合ダブルスの初戦で第2コートに登場した水谷/伊藤ペア。

ステファン・フェゲル/ソフィア・ポルカノバ（オーストリア）ペアから第1ゲームを奪うと、オーストリアペアも第2ゲームを取ってゲームカウント1-1に。

このまま一進一退の攻防が続くかと思われたが、第3ゲームを水谷/伊藤ペアが取ると続く4，5ゲーム目もそれぞれ4点で抑え、4-1で勝利した。

メダル獲得に向けて好スタートを切った。

■水谷隼/伊藤美誠ペア　コメント
振り返って
水谷：ほんとに待ちに待ったこのオリンピックの舞台で出足がすごく大事だと思っていたので、1ゲーム目良い形でとれて波に乗れたと思います。

伊藤：私も1ゲーム目、すごく出足が良くて、2ゲーム目とられたんですけど、少し余裕を持って試合をすることができました

後半随所に良いプレーがあった
水谷：最初はどうしても緊張とかもあって弱気になってしまってたんですけど、自分たちがリードしてだんだんだんだん強気のプレーも増えていって、最後はほんとに自分たちらしさが出たんじゃないかと思います。

伊藤：さっきも言ったように1ゲーム目が出足が良かったので、後半私たちらしいプレーを出せたかなと思いますし、1点2点とられても落ち着いて試合することができました。

次戦に向けては
水谷：次はたぶんドイツのペアになると思うんですけど、すごく強いペアだと思うので、今日みたいに思い切ってプレーしていきたいです伊藤選手にとって3冠に向けて第一歩

伊藤：まずは目の前のミックスの試合を1試合1試合やりきることが大事だと思うので、しっかり目の前の1試合を楽しんで勝ちたいと思います。

日本勢にとっての卓球初日の1勝
水谷：僕たち長い間ずっと合宿をしてきて、たくさんのチームメートやスタッフに支えられてここまで来れたので、今日の1勝は日本みんなの1勝だと思います。

■海外勢の活躍
混合ダブルスでは第1シードの許昕（シュシン）/劉詩雯（リュウスーウェン・中国）ペアや第3シードの林昀儒（リンユンジュ）/鄭怡静（チェンイーチン・チャイニーズタイペイ）ペアら、日本ペアの強敵となるペアが順当に1回戦を突破した。

男子シングルスではTリーグでも活躍していたパナギオティス・ギオニス（ギリシャ）や、アンドレイ・ガチーナ（クロアチア）らが1回戦を突破。

女子シングルスでもマニカ・バトラ（インド）やユアン・ジャナン（フランス）らが1回戦で勝利している。

メラニー・ディアス（プエルトリコ）はパラナン・オラワン（タイ）に0-4で敗れ、1回戦で姿を消した。

■25日見どころ
2日目となる25日には混合ダブルスの準々決勝と準決勝、男女シングルス2回戦の前半が行われる。

混合ダブルスの水谷/伊藤ペアは、パトリック・フランチスカ/ペトリッサ・ゾルヤ（ドイツ）ペアと対戦することとなった。

国際大会でこの2組の対戦歴はなく、今大会で初めて対戦する。

パトリック・フランチスカのラリーの強さとペトリッサ・ゾルヤのパワーのある攻撃に日本ペアがどう対応するのか、見逃せない一戦だ。

25日で準々決勝、準決勝と勝利し、日本ペアがメダル圏内を確定させることができるのかも注目だ。

また男子シングルスでは1回戦を勝ち上がったパナギオティス・ギオニスやオビディウ・イオネスク（ルーマニア）に加え、サティアン・グナナセカラン（インド）やアントン・ケルベリ（スウェーデン）らが2回戦に登場する。

女子シングルスも2回戦から倪夏蓮（ニーシャーリエン・ルクセンブルク）やポリーナ・ミハイロワ（ロシア）らが登場し、3回戦進出を狙う。

■25日　日本選手試合予定
11：00～　混合ダブルス準々決勝
水谷隼/伊藤美誠 – パトリック・フランチスカ/ペトリッサ・ゾルヤ

■24日　日本選手結果
混合ダブルス1回戦
〇水谷隼/伊藤美誠 4-1 ステファン・フェゲル/ソフィア・ポルカノバ
11-5/8-11/11-9/11-4/11-4

文：ラリーズ編集部