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＜東京五輪卓球競技　7月24日～8月6日　場所：東京体育館＞30日、東京五輪の卓球競技は7日目を迎え、男子シングルスの3位決定戦と決勝戦が行われた。

リオ五輪王者の馬龍（マロン・中国）が決勝で樊振東（ファンジェンドン・中国）に勝利し、男子シングルス史上初の連覇を達成した。

男子シングルスは馬龍が史上初の連覇男子シングルス決勝には、樊振東（ファンジェンドン・中国）と馬龍（マロン・中国）が登場。

幾度となく決勝の舞台で戦ってきた2人が、五輪の舞台でも決勝まで勝ち上がってきた。

試合は、第1ゲームを馬龍が制すると、第2ゲームは樊振東が持ち前のバックハンドを活かして、バック対バックから得点を重ねて取った。

第3ゲームは逆に馬龍が強力なフォアハンドで決め切り、ゲームカウント2-1で馬龍が優位に立つ。

第4ゲームも、樊振東の一瞬の隙を見逃さずに馬龍がフォアハンドで攻め続けて取る。

第5ゲームは樊振東のバックハンドが冴えわたり、馬龍を3点で抑える。

第6ゲームで両者が1ポイントごとに声を上げるなか、馬龍のフォアハンドの猛攻が止まらず10-6で王手。

樊振東が1点を返すも、最後はバック対バックの展開で樊振東がミス。

大きな声を上げ、ハートマークで喜びをあらわにした。

馬龍は男子シングルスでは五輪初となる連覇を達成。

絶対王者がさらなる大記録を打ち立てた。

3位決定戦はオフチャロフがロンドン以来の銅メダル3位決定戦には、林昀儒（リンユンジュ・チャイニーズタイペイ）とドミトリ・オフチャロフ（ドイツ）が登場。

試合は序盤から激しいラリーが続いた。

第1ゲームのデュースをオフチャロフが持ち前のラリー力の強さで取ると、2ゲーム目から林昀儒が前後に揺さぶる攻撃で得点を重ねる。

第2、第3ゲームを林昀儒が取ると、第4ゲームはオフチャロフが得意のバックサービスを軸に、林昀儒の高速両ハンドに対応して取った。

第5ゲームでは林昀儒のサービスと3球目攻撃が冴えわたり林昀儒がこのゲームを取る。

第6ゲームで林昀儒が何度もマッチポイントを握るが、オフチャロフが驚異的な粘りを見せデュースをものにし、勝負は最終ゲームへ。

オフチャロフが両ハンドのパワーのある攻撃で林昀儒の高速両ハンドに食らいつき得点につなげる。

そして10-7でのマッチポイントで、林昀儒のフォアハンドドライブがミス。

オフチャロフは台に倒れかかった後、ロスコフ監督と抱擁し喜びをかみしめた。

オフチャロフはロンドン五輪以来のシングルスでの銅メダル獲得となった。

8日目見どころ1日空けて、8日目となる8月1日からは男女団体戦の1回戦が行われる。

日本からは女子チームが先に初戦を迎えることとなった。

混合ダブルスとシングルスでメダルを獲得している伊藤美誠（スターツ）、石川佳純（全農）、平野美宇（日本生命）が女子団体での優勝を目指してハンガリー代表に挑む。

このほか、男女団体で優勝候補である中国や、強豪のドイツ、チャイニーズタイペイなどが1日に初戦を迎える。

五輪の団体戦では無敗の中国に、各国がどのような勝負を仕掛けるのか。

こちらもあわせて注目だ。

7日目結果男子シングルス3位決定戦林昀儒 3-4 〇ドミトリ・オフチャロフ11-13/11-9/11-6/4-11/11-4/13-15/7-11男子シングルス決勝樊振東 2-4 〇馬龍4-11/12-10/8-11/9-11/11-3/7-11男子シングルス成績1位　馬龍（マロン・中国）2位　樊振東（ファンジェンドン・中国）3位　ドミトリ・オフチャロフ（ドイツ）4位　林昀儒（リンユンジュ・チャイニーズタイペイ）＊馬龍、男子シングルス史上初の連覇達成8月1日　日本代表試合予定19：30～　女子団体1回戦日本 – ハンガリー文：ラリーズ編集部