2018年6月30日に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産に正式登録された。
バーレーンで6月24日から開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)による第42回ユネスコ世界遺産委員会が決定し、日本で18件目の文化遺産になる。
■関係地域12カ所でパブリックビューイングを開催
6月30日午後から、関係地域12カ所でパブリックビューイングを開催。
県内関係者や一般市民合わせて2,000人以上が参加し、現地の委員会の様子が映し出され、決定を見守った。
世界遺産の正式登録が決定した瞬間、参加者から歓声が沸き起こった。
この決定に対し、福山雅治さんから以下のメッセージが寄せられた。
福山さんは今年2月6日に「長崎県ブルーアイランズプロジェクト」のナビゲーターに就任。
その後、クリエーティブプロデューサーとしてプロジェクト全般に関わり、「もっと島のことを知りたい」という思いから5月上旬に長崎県の島を訪問し、構成資産の1つである五島列島の「久賀島の集落」も訪れ、歴史に詳しい島の方々から直接話を聞いたという。
■福山雅治さんのコメント
このたびは、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界遺産登録おめでとうございます。長崎の様々な歴史を知ることでこれからの人類の平和にも繋がっていく。今回世界遺産登録は、そのきっかけを与えてくれることになるのではないでしょうか。
なお、長崎県は、今回の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の登録決定に合わせて、関連イベントの開催や関係地域にある情報発信拠点施設の展示物更新を行う。
【日時】2018年07月02日(月) 15:00
【提供】ITライフハック